日ごろ見逃してしまいそうなモノや自然現象を鋭い感性で別のものに見立て、スタイリッシュな作品に仕上げるアーティスト鈴木康広。彼の大規模な個 展が現在、水戸芸術館で開催されています。彼の手にかかると、もっとも近くにあるのにふだんはあまり意識することのない地球が身近でより驚きに満 ちた存在になってしまいます。
鈴木康広の視点を彼と交流の深い社会学者の古市憲寿とフジテレビの福原伸治が分析し、世の中を違った角度で見る方法を聞き出します。
鈴木 康広
アーティスト。1979年静岡県浜松市生まれ。2001年東京造形大学デザイン学科卒業。日常のふとした発見をモチーフに記憶を呼び起こし共感を生み出す作品を制作。国内外の展覧会をはじめ、パブリック・スペースでのコミッションワー ク、大学の研究機関や企業とのコラボレーションにも積極的に取り組んでいる。著書は作品集『まばたきとはばたき』(青幻舎)、『Digital Public Art in HanedaAirport 空気の港テクノロジー×空気で感じる新しい世界』(共著/美術出版社)。武蔵野美術大学空間演出デザイン学科専任講師、東京大学先端科学技術研究センター中邑研究室協力研究員。
http://www.mabataki.com/
@mabataku
古市 憲寿
社会学者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。有限会社ゼント執行役。専攻は社会学。著書に、『絶望の国の幸福な若者たち』、『僕たちの前途』、『誰も戦争を教えてくれなかった』(講談社)、『だから日本はズレている』(新潮新書)など。
@poe1985
福原 伸治
株式会社フジテレビジョン報道局局次長。テレビプロデューサー・ディレクター、webマガジンの編集長も務める。主な制作番組に『アインシュタイ ン』『ウゴウゴルーガ』『新・週刊フジテレビ批評』など。前衛的な番組を多数演出する一方で、テレビとネット、新メディアを繋ぐキーマンとしても 暗躍する。
@shinjifukuhara
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