皆が一つの階段を上る、日本型の尻たたきキャリアが、もう通用しなくなっています。
それを変える提言は多々ありました。ただ、実効性がどれも伴っていません。
その理由は簡単。だって、企業の人事を法律で変えることなどできないから。
どうやったって、行政や立法で脱日本型雇用はできない。
ところが、それができそうな蟻の一穴があったんです。
エグゼンプション。この制度をうまく設計すれば、
いっしょうけんめい働かなくてもいい社会が作れるのです。
海老原嗣生:雇用ジャーナリスト。経済産業研究所コア研究員、広島県雇用推進アドバイザー、京都精華大学非常勤講師。1964年生まれ。リクルートグループで20年間以上、雇用の現場を見てきた経験から、雇用・労働の分野には驚くほど多くのウソが常識としてまかり通っていることを指摘し、本来扱うべき“本当の問題”とその解決策を提言し続けている「人事・雇用のカリスマ」。リクルートエージェント社のフェロー(客員社員)第1号としても活躍し、同社発行の人事・経営専門誌「HRmics」の編集長を務める。常識や通説、国定概念を疑うことを習慣とし、時間をかけて物事の本質に迫り、解を出すことを信条にしている。
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