中川学さんの最新刊『くも漫。』が8月11日にリイド社より発売されます。
半ニートのアラサー男が風俗店でくも膜下出血を発症……恥と死が隣り合わせの過酷すぎる闘病生活と、それを支える家族の絆を描く、中川学さんの実録ドキュメント漫画。笑いごとではない、しかし笑わずにはいられない衝撃の事実に、トーチweb(http://to-ti.in/)連載時から大反響を呼んだ問題作です。
本書の刊行を記念し、作者・中川学さんと、ゲストに“お下劣サイテーパロディー漫画家”こと田中圭一さん、司会に中川さんの漫画家デビューの原動力になった「トキワ荘プロジェクト」ディレクター・菊池健さんをお迎えしたトークショーを開催します。
堀江貴文氏が「社会の最下層の更に下を行く」と“絶賛”した中川学さんと、“お下劣サイテーパロディー漫画家”として数々の名作を生み出し続ける田中圭一さん。「最下層」と「サイテー」を原点に持つ二人の漫画家が、仕事、人生、未来について実体験を交えて語り合います。
『くも漫。』および中川学さんの作品をお持ちの方には、トークショー終了後にサイン会もいたします。
『くも漫。』は当日店頭にて販売します。
【出演者プロフィール】
中川学(なかがわ・まなぶ)
1976年生まれ、北海道中札内村出身。大学卒業後、小中学校の臨時講師、シイタケの収穫など様々なアルバイトを経て2009年にくも膜下出血で倒れる。退院後も職を転々とし、2011年、漫画家志望の若者に格安で住居を提供するトキワ荘プロジェクトに応募、上京する。デビュー作の『僕にはまだ友だちがいない』(KADOKAWAメディアファクトリー)はNHKで実写ドラマ化される(主演:浜野謙太)。その他の著書に『群馬県ブラジル町に住んでみた』(KADOKAWAメディアファクトリー)『うち、カラスいるんだけど来る?』(実業之日本社/共著)など。
田中圭一(たなか・けいいち)
お下劣サイテーパロディー漫画家、会社員、京都精華大学特任准教授。代表作は「ドクター秩父山」「神罰―田中圭一最低漫画全集」。現在はぐるなびにて漫画家とその子供との〈食〉にまつわるエピソードを描いた「ペンと箸 -漫画家の好物-」、自らのうつ病脱出体験をベースに同様にうつ病からの脱出に成功した人たちをレポートする画期的なドキュメンタリー「うつヌケ 〜うつトンネルを抜けた人たち〜」を連載中。
菊池健(きくち・たけし)
トキワ荘プロジェクトディレクター、NPO法人NEWVERY理事。日本大学理工部機械工学科卒。機械専門商社、外資コンサル(PwCC)、板前、ITベンチャー等を経て、2010年1月よりNEWVERY。2011年4月より同理事。京都版トキワ荘事業ディレクター、マンガHONZレビュワー等。講演・イベント登壇/司会、大学講義など多数。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2015/08/11 Tue -
中川学×田中圭一×菊池健
「最下層から始める、サイテーであり続ける――漫画家、恥さらしの美学」
『くも漫。』(リイド社)刊行記念
- 10/15 Wed 森見登美彦×照山朋代
「ちょっと変わった本をつくっているので制作風景をお届け&森見さんの最近の徒然」
『宝島』(ミモザブックス)刊行決定記念 - 10/17 Fri 浦出美緒×ヴィヴィアン佐藤
「“死”と“死の恐怖”とは何か」
『死ぬのが怖くてたまらない。だから、その正体が知りたかった。』(SBクリエイティブ)刊行記念 - 10/18 Sat 杉田俊介×頭木弘樹
「〈痛み〉を理解するための言葉」
『鬱病日記』(晶文社)
『痛いところから見えるもの』(文藝春秋)W刊行記念 - 10/19 Sun フィクショネス 文学の教室
『侍女の物語』を2ヶ月かけてじっくりと読む - 10/19 Sun 読書会
水上文さんと読む松浦理英子「今度は異性愛」 - 10/21 Tue 香山哲
「9/2サイン会・10/21トークイベント」
『スノードーム』(生きのびるブックス)刊行記念 - 10/23 Thu 鳥羽和久×滝口悠生
「子どもといて、子どもを書き、子どもになること」
『それがやさしさじゃ困る』(赤々舎)『光る夏』(晶文社)『たのしい保育園』(河出書房新社)刊行記念 - 10/25 Sat 鄭執×関根謙
「物語は変容する~中国東北マジックリアリズムの世界と青春文学」
『ハリネズミ・モンテカルロ食人記・森の中の林』(アストラハウス)第11回日本翻訳大賞受賞記念 - 10/26 Sun 加藤泉×牧信太郎
「加藤泉の制作と生活ーー特集後記的雑談」
『美術手帖 2025年10号・特集「加藤泉」』(美術出版社)刊行記念 - 10/27 Mon 花田優一×小林邦宏×原カントくん
「旅するカルチャートーク『たびかるジャンクション』公開収録」 - 10/29 Wed 高橋國光×マンスーン×吉田棒一
「平成インターネットと令和文学」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)重版記念 - 10/30 Thu 志良堂正史×古田雄介
「小さな歴史を書くこと、読むこと」
『他人の手帳は「密」の味: 禁断の読書論』(小学館)刊行記念 - 10/31 Fri 宮部浩幸×加藤耕一
「リレーとしての建築を語る」
『リレーとしての建築 リノベーションの実践と思想』(学芸出版社)刊行記念 - 11/01 Sat 齋藤陽道×春日晴樹×天沼陽子×橋本一郎
「石神井ろう学校のハルとはるが語る、ろう者の世界。」
『つながりのことば学』(NHK出版)
『はるの空と風』(ジアース教育新社)W刊行記念 - 11/03 Mon 竹端寛×ジェーン・スー
「ケアするってどういうこと?」
『福祉は誰のため?』(筑摩書房)
『介護未満の父に起きたこと』(新潮社)W刊行記念 - 11/04 Tue 田中輝美×木下斉×日野昌暢
「"地方創生"を問い直す! 関係人口と稼ぐまちの理論家が語る、持続可能な地域モデルとは」
『関係人口の時代』(中央公論新社)刊行記念 - 11/05 Wed 鳥羽和久×ジェーン・スー
「自分と他人の境界線、 そのあいまいさをどう扱う?」
『それがやさしさじゃ困る』(赤々舎)『介護未満の父に起きたこと』(新潮社)W刊行記念 - 11/07 Fri 俵万智×小川公代×スケザネ
「言葉が救いになるとき」
『ゆっくり歩く』(医学書院)刊行記念 - 11/08 Sat ライセンス藤原一裕×フルーツポンチ村上健志×赤嶺総理×ゲスト×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第17回公開収録 - 11/10 Mon 中前結花×古賀史健
「書き手は“休まず、毎日書き続ける”しかないのか?」
『ミシンは触らないの』(hayaoki books)刊行記念 - 11/13 Thu 古谷敏×やくみつる
「“ウルトラマンになった男” 60年目の胸の内」
『60年目のスペシウム光線』(小学館)刊行記念 - 11/15 Sat 細馬宏通×ヤマダトモコ×宮本大人
「マンガはうたう 声にむずむずする身体」
『マンガはうたう』(青土社)刊行記念 - 11/17 Mon 絶対に終電を逃さない女×中井治郎
「体力が欲しい! ~虚弱側から見た世界」
『虚弱に生きる』(扶桑社)刊行記念 - 11/18 Tue 栗原康×角幡唯介
「探検としてのアナキズム」
『アナキズムQ&A』(筑摩書房)『43歳頂点論』(新潮社)W刊行記念 - 11/22 Sat 高橋久美子×アフロ
「音と言葉の響き合うところ」
『いい音がする文章』(ダイヤモンド社)
『東京失格』(実業之日本社)W刊行記念 - 11/30 Sun ひろたあきら×みきちゃん(ぽるぽるふぁみりー)
「絵本つくっちゃった!」
『おとしちゃったぞう』(303BOOKS)刊行記念 - 12/01 Mon 島本理生×鈴木涼美×原カントくん
「恋愛で全てを捨てられない私たちVol.2」 - 12/20 Sat 第94回「読んでいいとも!ガイブンの輪
年末特別企画
オレたち外文リーガーの自信の1球と来年の隠し球 vol.14