橋本治さんの『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』が、河出書房新社から新装新版で復刊されました。
1970年代末、人気を極めながらもそれまであまり語られてこなかった「少女マンガ」を論じた画期的・マンガ評論集が『花咲く乙女たちのキンピラゴボウ』です。
前篇は、萩尾望都や山岸凉子など4人の少女マンガ家の世界を、超絶技巧の「橋本節」で繊細かつ華麗に読みとき、後篇は、「オトメチックマンガ」の陸奥A子、「孤高のギャグマンガ」の土田よしこ、少年マンガの吾妻ひでおや江口寿史も巻き込んで、「ハッピィエンドの女王」大島弓子論へと辿りつきます。
今回B&Bでは、本書復刊を記念してトークイベントを開催します。
復刊を待望されていたヤマダトモコさんと福田里香さんをゲストにお招きし、1970年代末に橋本治さんが論じた少女マンガ論を、2015年のいま、引き継ぎ語っていただきます。
切なさと愛に満ちた、すべての少女マンガ読者必聴のイベントを、どうぞお楽しみに!
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