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2015/11/14 Sat

赤阪友昭×鶴岡真弓
「基礎から学ぶ伝統芸能「神楽」
~後編 闇と星、銀鏡神楽の深層に潜る~」


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日本の神話を旅する写真家・赤阪友昭さんが、ミュージシャンの小島ケイタニーラブさんと共に隔月新月に開催している「月を巡る旅のお話」。

こちらのスピンオフイベントとして、日本の伝統芸能「神楽」をテーマにしたお話し会を2回にわたって行うことになりました。

お話のメインとなるのは、国の重要無形民俗文化財に指定されている宮崎の山奥深くに残る伝統芸能「銀鏡(しろみ)神楽」です。
※このお話し会のフィールドワーク編として、12月には銀鏡神楽を実際に見に行くツアーも企画しています。
https://www.facebook.com/awanotsuki?ref=bookmarks

第2回目の今回は、ケルト文化を中心に、文様に秘められた人類史を探る美術史学者・鶴岡真弓先生をゲストにお迎えします。前回に引き続き、夜を徹して舞う銀鏡神楽の映像や写真を見ていただきながら、闇を知ること、光を知ること、そして天体と地上を結ぶこととその意味など、夜神楽に込められた古代の叡智を掘りさげ、日本に残る古(いにしえ)の記憶を知っていただく回になります。自然や土地とつながる神楽を知ることで、私たちが普段忘れていた野生の感覚が呼び覚まされるかもしれません。

また、お話し会にあわせて赤阪さんより神楽をわかりやすく知るためにお作りいただいたテキスト冊子(1296円)を当日販売いたします。こちらをお手元に置いていただくとより理解が深まりますので、ぜひお買い求めください。

以下、赤阪さんよりいただいた2回にわたるお話し会の導入です。
ぜひご一読ください。

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九州の奥山深くに残された集落、宮崎県西都市銀鏡。毎年12月になると、銀鏡神社では古代より連綿と受け継がれて来た伝統芸能「銀鏡神楽」が舞われています。銀鏡神楽は、宮崎県内の神楽で初めて国の重要無形民俗文化財(登録名は「米良神楽」)に指定されており、高千穂神楽や椎葉神楽などとともに宮崎県を代表する神楽の一つに数えられています。

銀鏡神楽の特徴は、星の神に祈りを捧げるところにあります。例えば、祭礼期間中の13日の夕刻には式一番「星の舞」が舞われます。この舞により銀鏡の地主神である「宿神」が降臨するといいます。「宿神」の出現を受けて、翌14日の夜8時頃から15日の昼過ぎまで、全部で三十三番の舞を奉納するのです。かつて、古代の人々は目の前に立ち現れる自然の現象を祈りの対象としてきました。それはある意味、過去から現在までの世界を観ることでした。しかし、「星」という遥か遠くに見るべきものを手に入れた人々は「未来」という時間軸を手に入れます。それは暦をはじめとして未来を予測する占星術へと発展していくことになります。厳しい自然の中で生きて来た私たちの祖先にとって、星は命を繋ぐことへの視座と希望を与えてくれたのかもしれません。そんな古代の祈りを継承してきた伝統のひとつがこの銀鏡神楽なのです。

いまや、町に暮らす私たちの空からは星が見えなくなってしまいました。でも、たとえ見えなくとも私たちの頭の上には満天に星々が輝いているのです。そして、私たちの命の行途を司るのは、実はそんな星たちなのかもしれません。銀鏡神楽では夜を徹して、満天の星空の下で星への祈り捧げます。そんな時間と空間を知ることで、私たちの古代の記憶が目を覚ますかもしれません。
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10月と11月の2回にわたって開催するイベントです。どなたでもご参加いただけますので、ツアーには興味があるけど行けない!という方も、ぜひご参加ください。

【プロフィール】
・鶴岡真弓(つるおか・まゆみ)
多摩美術大学教授、芸術人類 学研究所所長。
西 はアイルランド、スコットランドから、東はウクライナやシベリアまで「ケルト文明」および「ユーロ=アジア世界」を貫く伝統・民族の「装 飾・デザイン・造形表象」交 流史を調査・研究。主著に『ケルト/装飾的思考』(ちくま学芸文庫)、『装飾する魂』(平凡社)、『阿修羅のジュエリー』(イースト・プ レス)、最新刊に 『ヨーロッパの装飾文様』(東京美術)など多数。

・赤阪友昭(あかさか・ともあき)
1963年大阪生まれ。写真家。雑誌「Switch」や「Coyote」などに写真・文を寄稿。北米海岸の先住民族と過ごした時間を一冊にまとめた写真集『The Myth – 神話の風景から – 』がある。現在は、山に残された原初の信仰や縄文文化の祭祀儀礼を取材し、定期的に東京及び各地にてスライド&トークなど精力的に講演を開催している。震災後は、福島の支援プロジェクトに関わり、被災地のランドスケープの記録撮影を続けている。
http://www.akasakatomoaki.net

・あ。わ。の月プロジェクト
月をキーワードとして、森羅万象の世界へ足を踏み入れようというプロジェクトです。
「あ」は「はじまり」、「わ」は「おわり」のこと。「月」を知ることは命の「はじまり」と「おわり」と「はじまり」を知ることです。隔月新月の夜に、お話と写真と音楽でお届けする会を開催しています。
http://www.mahinapharmacy.com/awanotsuki.html


※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら

  • 出演 _ 

    鶴岡真弓(多摩美術大学 芸術人類学研究所 所長)
    赤阪友昭(写真家)

  • 時間 _ 

    19:00~21:00 (18:30開場)

  • 場所 _ 

    本屋B&B
    世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

  • 入場料 _ 

    1500yen + 1 drink order


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