今年1月、NPO法人マタハラNetの代表・小酒部さやかさんの著書『マタハラ問題』が筑摩書房より発売されました。
働く女性が妊娠・出産・育児を理由に退職を迫られたり、嫌がらせを受けたりする「マタニティハラスメント(マタハラ)」。労働局へのマタハラに関する相談は近年急増し、いまや働く女性の3人に1人がマタハラを経験していると言われています。
そこで、今回B&Bでは、小酒部さやかさん、 『赤ちゃんにきびしい国で、 赤ちゃんが増えるはずがない。』(三輪舎)という著書がある境治さん、そして、働くママ(サラリーマンママ=リーママ)の力を社会に還元することを目指すリーママプロジェクト代表・田中和子さんをお迎えし、「妊婦にも、子どもにも、育休中パパにも厳しい日本社会」の問題点と、その打開策について語り尽くします。
子育て中のママ(パパ)、働くママ(パパ)、そしてママ(パパ)ではないけどこの問題に興味がある、という方までぜひご参加ください!
【出演者プロフィール】
小酒部さやか(おさかべ・さやか)
NPO 法人マタニティハラスメント対策ネットワーク(マタハラNet)代表理事。日本人で初めて女性の地位向上などへの貢献をたたえる米国務省「世界の勇気ある女性賞」を受賞。自身の受けたマタニティハラスメント被害の経験をもとに、マタハラNet を設立。女性をはじめ、高齢者、介護をしているなど、さまざまな状況の人たちが、働き続けることの出来る思いやりのある社会を目指 し、多様な働き方を実現できるようさまざまな活動を行ってい る。その活動は、日本の社会に働き方の改革を認識させるきっかけとなった。近著に『マタハラ問題』(ちくま書房)。
境 治(さかい・おさむ)
コピーライター/メディアコンサルタント。1962年福岡市生まれ。東京大学卒業後、広告会社I&Sに入社しコピーライターになり、93年からフリーランスとして活動。その後、映像制作会社ロボット、ビデオプロモーションに勤務したのち、2013年から再びフリーランスとなり、メディアコンサルタントとして活躍中。有料マガジンMediaBorder発行。(http://mediaborder.publishers.fm/) たまたま育児について書いたブログが17万いいね!を得て取材をはじめ、書籍にまとめた『赤ちゃんにきびしい国で、赤ちゃんが増えるはずがない』(三輪舎刊)を2014年12月に出版した。
博報堂リーママプロジェクト・リーダー田中和子(たなか・かずこ)
1998年博報堂入社。出産・育児を経て、2012年に『リーママプロジェクト』を立ち上げ、代表を務める。ランチタイムを活用し、異業種の働くママをネットワーク化する取組(ランチケーション)を推進中。首相官邸「輝く女性応援会議」に出席し、実際に働く女性たちが行政や企業に求める生の声を提言するなど、女性活躍推進支援における活動の場を広げている。2男1女の母。
【著書(リーママプロジェクト著)】
『リーママたちへ 働くママを元気にする30のコトバ』(KADOKAWA)
『リーママザベスがあなたを救う! 働くママの迷いが消える30のコトバ』(KADOKAWA)
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2016/03/21 Mon -
小酒部さやか×境治×博報堂リーママプロジェクト
「妊婦にも、子どもにも、育休中パパにも厳しい社会に未来はあるのか?」
『マタハラ問題』(筑摩書房)刊行記念
- 03/29 Fri 冨井大裕×山本一弥×藤井匡×石川卓磨
「なぜ、〈わからない彫刻〉か」
『わからない彫刻 みる編』(武蔵野美術大学出版局)刊行記念 - 03/30 Sat 陳天璽×ルイス・カーレット×奥貫妃文
「みんな、無国籍―あなたは“ナニジン”ですか?~国籍から問う世界のカタチ~」
『Stateless』(シンガポール大学出版)刊行記念 - 03/31 Sun 尹雄大×星野概念
「自分を知るための言葉とどう出会うか」
『句点。に気をつけろ』(光文社)刊行記念 - 04/02 Tue 石川幹人×小島正美
「なぜ人はフェイク情報にだまされるのか」
『フェイクを見抜く 「危険」情報の読み解き方』(ウェッジ)刊行記念 - 04/03 Wed 高耀威×松井祐輔
「台湾 “どこから行っても遠い町”でコミュニティ書店を運営すること」
台東縣長濱郷 独立書店「書粥」高耀威さんに聞く - 04/04 Thu 柳澤健×中森明夫
「“クラッシュ・ギャルズ”はなぜアイドルになり得たのか?」
『1985年のクラッシュ・ギャルズ』(光文社)刊行記念 - 04/05 Fri 小林泰彦
「ヘビーデューティの学校」
『ぼくのおじさん学校』第三回 - 04/06 Sat 蟹の親子×土門蘭
「わたしの記憶、あなたの記憶」
『脳のお休み』(百万年書房)刊行記念 - 04/08 Mon 渋谷和宏×塚越健司
「日本の会社員はどうすれば幸せに働くことができるのか」
『日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか』(平凡社)刊行記念 - 04/09 Tue 牧村憲一×佐々木敦
「”坂本さん”と”坂本龍一”のあいだ」
『「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代』(筑摩書房)刊行記念 - 04/10 Wed 吉田将英×銅冶勇人×小林百絵
「切り拓く人の、コンセプト・センス」
『コンセプト・センス 正解のない時代の答えのつくりかた』(WAVE出版)刊行記念 - 04/11 Thu 阿部大樹×能條桃子×吉田千亜
「いま目の前にあるトラウマ」
『真実と修復 暴力被害者にとっての謝罪・補償・再発防止策』
『心的外傷と回復 増補新版』(みすず書房)W刊行記念 - 04/12 Fri 佐藤亜沙美×祖父江慎
「本とデザイン、紙と文字の素敵な関係」
『MdNデザイナーズファイル2024』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/13 Sat 笹公人×小橋めぐみ
「短歌とドラマ」
『NHK短歌 シン・短歌入門』(NHK出版)刊行記念 - 04/14 Sun 川野芽生×清水えす子×山内尚
「自由に着て、自由に生きる 」
『かわいいピンクの竜になる』(左右社)
『シミズくんとヤマウチくん──われら非実在の恋人たち』(柏書房)
『ノンバイナリースタイルブック』(柏書房)トリプル刊行記念 - 04/15 Mon 青木純×馬場未織×影山知明
「人とまちの関係を温めるパブリックのつくり方」
『パブリックライフ』(学芸出版社)刊行記念 - 04/18 Thu 戸谷洋志×品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)
「“本当に生まれてこなければよかった?”──親ガチャと反出生主義をめぐって」
『親ガチャの哲学』(新潮社)刊行記念 - 04/19 Fri 春山慶彦×稲葉俊郎
「自然は最高の教室!こどもの感性・身体性を高める教育とは」
『こどもを野に放て!AI時代に活きる知性の育て方』(集英社)刊行記念 - 04/20 Sat 豊﨑由美×マライ・メントライン×神島大輔
第87回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 04/23 Tue 室橋裕和×佐野亨
「街を歩いて見えてきたもの 新大久保と横浜」
『ルポ新大久保 移民最前線都市を歩く』(KADOKAWA)刊行記念 - 04/26 Fri 桜林直子×星野概念
「【連続対談シリーズ】 つまり、“生きづらい”ってなんなのさ vol.1 〜精神科医からはどう見えてるか教えてよ〜」 - 04/28 Sun 山階基×古賀及子
「暮らしをまなざす言葉」
『夜を着こなせたなら』(短歌研究社)刊行記念 - 05/01 Wed 太田省一×水道橋博士
「”いいとも!”とは何だったのか?」
『「笑っていいとも!」とその時代』(集英社)刊行記念 - 05/13 Mon 白根智彦×吉澤清太×片寄雄太
「あなたが(意外と)知らないハンバーガーの世界」
『ハンバーガーとは何か?』(グラフィック社)刊行記念