北欧ミステリの最高峰と呼ばれる「ガラスの鍵」賞受賞作家で、このたび〈エーランド島四部作〉の完結篇となる『夏に凍える舟』の邦訳が刊行されたスウェーデンの人気作家、ヨハン・テオリン。
このたび、スウェーデン大使館の招聘により、テオリン氏の来日が実現いたしました。
杉江松恋氏を聞き手として、北欧ミステリや、テオリン氏の作品について、じっくりと語っていただきます。
※当日は、スウェーデンのクラフトビールもドリンクメニューに加わります!
(ご希望の方は別途料金をいただきます。)
ヨハン・テオリン
1963年スウェーデン、ヨーテボリ生まれのジャーナリスト、作家。2007年に〈エーランド島四部作〉の第一巻にあたる『黄昏に眠る秋』(ハヤカワ文庫)でデビュー。同書はスウェーデン推理作家アカデミー賞最優秀新人賞、英国推理作家協会賞ニュー・ブラッド・ダガー賞(最優秀新人賞)を受賞し、世界20カ国以上で刊行されるベストセラーとなった。2008年に発表した長篇第二作である『冬の灯台が語るとき』(ハヤカワ・ミステリ)は、英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞、スウェーデン推理作家アカデミー賞最優秀長篇賞、北欧五カ国からその年度もっとも優れたミステリに与えられる「ガラスの鍵」賞の三冠に輝いた。2010年に長篇第三作『赤く微笑む春』(ハヤカワ・ミステリ)を発表。単発長篇と短篇集の発表を経て、2013年に『夏に凍える舟』(ハヤカワ・ミステリ)を発表。巧緻なプロットと胸を打つ抒情性をあわせもつ人気作家である。
杉江松恋
1968年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。在学中は慶應義塾大学推理小説同好会に所属。翻訳ミステリを中心とした書評のほか、『ウロボロス ORIGINAL NOVEL』(新潮文庫)などのコミックや映像作品のノベライズも手がける。著作に『路地裏の迷宮踏査』(東京創元社)など。
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2016/04/03 Sun -
ヨハン・テオリン×杉江松恋
「北欧の人気作家、東京で語る」
『夏に凍える舟』
(ハヤカワ・ミステリ)刊行記念
- 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
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「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/11 Mon 豊﨑由美×宇野和美
第94回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念