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大森望×大前粟生×西崎憲
「21世紀の偏愛的読書家たちよ」
電子書籍レーベル〈惑星と口笛ブックス〉キックオフ記念

大森望×大前粟生×西崎憲
「21世紀の偏愛的読書家たちよ」
電子書籍レーベル〈惑星と口笛ブックス〉キックオフ記念

スクリーンショット 2017-05-18 21.10.25


このたびB&Bでは、電子書籍レーベル〈惑星と口笛ブックス〉
スタート記念のトークイベントを開催します。
下記、主宰の西崎憲さんからのお知らせです!

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電子書籍はわたしたちの敵でしょうか、味方でしょうか? 電子書籍は読者に何をもたらすのでしょう? そして作者や流通をどのように変えていくのでしょう?
個人的には印刷から電子データへの移行にはとてつもない可能性が秘められていると思います。
紙の書物はけっしてなくならないと思いますが、書物という語の意味は今後かならず変わってくるでしょう。おそらく今後は両者の併存そして協力の時代に入っていくと思います。
インディーレーベル〈惑星と口笛ブックス〉は、電子書籍による出版、書物というものの可能性を極限まで探るべく発足しました。

今後刊行を考えているのは、以下のものです。

電子書籍オリジナルの小説・エッセイ・評論・詩・俳句・短歌。
各国の文学の翻訳、ジーン・リース、アンブローズ・ビアス、カリブ海の文学など。
日本の古典の現代語訳。たとえば「虫愛づる姫君」から、幸田露伴までのアンソロジー、江戸の歌書の現代語訳など。
再刊・復刻は、著名だが図書館に行かなければ読めないあまたの小説・人文書・詩集・歌集・句集。たとえば和泉式部、藤原良経、村野四郎や西東三鬼、そういった書き手のものが簡単に読めるとしたらどうでしょう。
絶版になったSF・ミステリー・ユーモア小説・幻想文学が手軽に読めるとしたらどれほど嬉しいことでしょう。
出すべきものは山のようにあります。
そしてこれまで、流通にはのらなかった戯曲、研究論文、大学の紀要、同人誌の傑作といったものも、広く世界に届ける価値はあるのではないでしょうか。

〈惑星と口笛ブックス〉キックオフ記念の今回のイベントには、各界で活躍されている大森望さんと、短篇集『のけものどもの』の著者大前粟生さんをお迎えしています。
お二方にお話をうかがいながら、電子書籍、出版、小説などについて楽しく話したいと思います。初夏の週末、どうか一夜お付きあいください。


イベントのご予約はこちらから!

※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら

出演者大森望
大前粟生
西崎憲

出版社惑星と口笛ブックス

開催日時

19:00~21:00 (18:30開場)

開催場所

本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料

1500yen + 1 drink order