目の前で実演を聴きながら体験できる好評企画第五弾。
アイルランド伝統音楽の楽器別入門講座、ハープ以来久しぶりとなる第5弾はフィドルをテーマにお届けします。
アイルランド音楽を奏でる楽器のなかでもギターと並んで最もなじみのあるポピュラーな楽器だけに、手軽なホイッスルとともに演奏する人数もいちばんではないでしょうか?
今回は、愛知県名古屋市を本拠に日愛を股にかけて活躍する、フィドル&ヴィオラ奏者の小松大さんをゲストにお招きします。
ホストはおなじみトシバウロンさん&おおしまゆたかさんの二人が務めます。
【出演者プロフィール】
小松大(こまつ・だい)
2004年にアイルランド音楽に出会い、2006年、3ヶ月間にわたりアイルランド、クレア州に滞在しフィークル在住のフィドル奏者パット・オコナーより教えを受ける。以降渡愛を重ねる。アイルランド在住の望月えりかとともにブラックバードミュージックを設立、2012年には愛知県長久手市文化の家主催「Irish Days 2012 ~音楽のあるくらし~」をプロデュース、大きな反響を呼ぶ。同イベントにおいてパット・オコナー、アコーディオン奏者のオーイン・オサリヴァンと共演を果たす。13年3月に伊勢神宮にて奉納演奏を行う。同年7月アイルランド人ギタリスト、デイヴ・フリンと愛知、東京で共演。同年10月、関東、中部、関西のダンサーとミュージシャンが集まった「名古屋ケーリー」を企画。15年秋、CCE JAPAN主催ケーリーバンドコンペティションにおいて審査委員長個人賞を受賞。2016年9月、ギタリストの山本哲也と1st アルバム「Years」をリリース。これまでにPat O’Connor、Eoghan O’Sullivan、Dave Flynn、Cormac Begleyらと共演。世界の伝統音楽の中のヴァイオリンに焦点をあてたViolin Meets the Worldプロデューサー。日本を代表するフィドル奏者として全国各地で演奏活動やレッスンを行っている。アイルランド音楽への深い理解に裏づけされたリズムとリフトが際立つその演奏スタイルは定評がある。愛知県立芸術大学音楽学部卒業。
公式サイト:https://www.daikomatsu.com/
トシバウロン
日本では数少ないバウロン専門のプレーヤー。他の楽器と波長を合わせグルーヴを作り出すことに長けているが首が曲がりメガネが弾け飛ぶほどダイナミックな動きには賛否両論がある。2000年冬アイルランド留学中にアイリッシュ音楽を始めパブ・セッションで研鑽を積む。現在東京にてJohn John Festivalを軸に多様な活動を展開中。2012年スペイン国際ケルト音楽フェスOrtigueiraで日本人初優勝を果たし、2016年にはカナダの最高峰ケルト音楽フェスCeltic Coloursで日本人初の正式招聘を受ける。アイリッシュミュージック専門イベント企画やCD販売レーベル「TOKYO IRISH COMPANY」を主宰する。「アルテス」電子版のサイトに「世界のケルト音楽を訪ねて」を連載。
公式サイト:http://www.t-bodhran.com/
おおしまゆたか
東京生まれ。ヨーロッパの伝統音楽をこよなく愛する翻訳家。著書に『アイルランド音楽 碧の島から世界へ』(アルテスパブリッシング)、訳書に『ギネスの哲学』(英治出版)、『アイリッシュ・ミュージック・セッション・ガイド』『聴いて学ぶアイルランド音楽』(以上アルテスパブリッシング)、『アイルランド 社会と文化1922~85年』(国文社)、『アイリッシュハートビート ザ・チーフタンズの軌跡 』(音楽之友社)、『アイリッシュ・ソウルを求めて』(大栄出版)があるほか、K. S. ロビンソン『火星三部作』、A. カーズワイル『驚異の発明家の形見函』(以上東京創元社)、『ラーマーヤナ』(ポプラ社)など多くの小説の翻訳を手がけている。
ブログ:http://blog.livedoor.jp/yosoys/
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2018/03/11 Sun -
小松大×トシバウロン×おおしまゆたか
「アイリッシュ・フィドル入門アイルランドのフィドルを見る・聴く・知る」
『アイリッシュ・ミュージック・セッション・ガイド』『アイルランド音楽 碧の島から世界へ』刊行記念
- 06/27 Mon 鳥羽和久「『推し』の文化論ライブ」
- 06/29 Wed 佐々木ののか×青山ゆみこ
「推しと雑談ー私をケアしてくれる本、だけどケアってなんだろう?」
『自分を愛するということ(あるいは幸福について)』(亜紀書房)刊行記念 - 06/29 Wed オスカール・ナカザト×武田千香×福嶋伸洋
「異郷へのサウダージ!?ブラジル文学への招待」
『ニホンジン』(水声社)刊行記念 - 06/30 Thu 島塚絵里×ラウラ・コピロウ
「フィンランドらしい暮らしの楽しみ方」
『フィンランドで気づいた小さな幸せ365日』(パイインターナショナル)刊行記念 - 07/01 Fri 太田秀樹×金田有浩
「いまなぜ “歌謡曲” なのか? その答えは『黄金の6年間』にあり!」
『黄金の6年間 1978-1983 〜素晴らしきエンタメ青春時代』(日経BP)刊行記念 - 07/02 Sat 山崎泰寛×本橋仁×勝原基貴×熊谷亮平×吉江俊
「クリティカル・ワードでめぐる現代建築トーク」
『クリティカル・ワード 現代建築』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/03 Sun 松波太郎×青木淳悟×太田靖久×金川晋吾×鴻池留衣×藤田直哉×町屋良平×水原涼
「カルチャーセンターのあとで」
『カルチャーセンター』(書肆侃侃房)刊行記念 - 07/04 Mon シルクロード×明石ガクト×嶋浩一郎
「YouTubeと広告の未来を語ろう」
『YouTube Works Awards Japan 2022』開催記念 - 07/05 Tue 奥野克巳×伊藤雄馬
「森の民に心を奪われることは、現代人にとって何を意味するか?」
『一億年の森の思考法』(教育評論社)刊行記念 - 07/06 Wed 村井理子×東えりか
「本はいつもそばにいる」
『本を読んだら散歩に行こう』(集英社)刊行記念 - 07/07 Thu 福尾匠×鈴木一平
「日記は韻文か」
『日記〈私家版〉』刊行記念 - 07/08 Fri スージー鈴木×川添愛
「桑田佳祐の〝ことば〟を大解剖!」
『桑田佳祐論』(新潮社)刊行記念 - 07/09 Sat 島田雅彦×松浦寿輝×永方佑樹
「憑依する土地――詩の身体」
CŌEM「GeoPossession 声のトポス」スペシャルトークイベント(「現代詩手帖」連動企画) - 07/10 Sun 邵丹×柴田元幸
「1970年代の日本語を求めて」
『翻訳を産む文学、文学を産む翻訳:藤本和子、村上春樹、SF小説家と複数の訳者たち』
(松柏社)刊行記念 - 07/13 Wed 小山田浩子×陳詩遠×二見さわや歌×友田とん
「小説家・物理学者・お菓子屋が明かすそれぞれの<準備>の話」
『代わりに読む人0 創刊準備号』(代わりに読む人)刊行記念 - 07/15 Fri tofubeats×imdkm×有村崚×杉生健
「トーフビーツの出席裁判」
『トーフビーツの難聴日記』(ぴあ)刊行記念 - 07/16 Sat 安達茉莉子×me and you「わたしとあなたが満ち足りるために」『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)刊行記念
- 07/17 Sun 志賀信夫×渡辺寛人
「貧困を理論的に考えることについて」
『貧困理論入門』(堀之内出版)刊行記念 - 07/18 Mon 柴田元幸×鈴木博文×直枝政広
「黙ってレコードを聴く会をじっさいにやってみます」
『鑑識レコード倶楽部』(アルテスパブリッシング)刊行記念 - 07/23 Sat 「おかげさまで10周年! 本屋B&Bから愛と感謝のオールナイトパーティー 12時間ぶっ通しリレー放談」
B&B 10TH ANNIVERSARY - 07/28 Thu 石橋毅史×和氣正幸×内沼晋太郎
「『韓国の本屋』を通して語る『日本の本屋』のこれから」
『韓国の「街の本屋」の生存探究』(クオン)刊行記念 - 07/31 Sun 渡辺祐真/スケザネ×小津夜景
「言葉の世界をひらく」
『物語のカギ「読む」が10倍楽しくなる38のヒント』
(笠間書院)刊行記念