大好評第2弾! チケット完売、満員御礼の盛況だった『1988年のジャニーズ事務所』の続編です。
88年4月、田原俊彦『抱きしめてTONIGHT』のバックダンサーに抜擢され、9月にCHA-CHAのメンバーとしてCDデビューした木野正人さんが、今回は『1988年〜89年のジャニーズ事務所とテレビ界の変動』について語ります。
88年は歌番組がテレビ界の主流の1つだった最後の年と言えます。同年10月に『とんねるずのみなさんのおかげです』が始まると、『ザ・ベストテン』の視聴率が1ケタを叩き出します。比例するように、『歌のトップテン』『夜のヒットスタジオ』の数字も下落。
翌89年、『ザ・ベストテン』(TBS系)が終了し、1990年には『歌のトップテン』、『夜のヒットスタジオ』も終止符を打ち、テレビ界に“歌番組冬の時代”が訪れます。
テレビを通してスター生み出してきたジャニーズ事務所にとって、結果的にこの出来事は“歌って踊る”方向性をある程度、修正せざるを得ないものになります。
昭和の“歌番組全盛時代”の最後を知る木野正人さんは、“時代の流れ”をどう感じていたのでしょうか。
『田原俊彦論 芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)の著者である岡野誠さんが、著書にある“1988年の田原俊彦出演番組表”、未公開の“1989年の田原俊彦出演番組表”を参照しながら、『ザ・ベストテン』、『歌のトップテン』、『夜のヒットスタジオ』、田原俊彦『抱きしめてTONIGHT』、『かっこつかないね』、CHA-CHA、SMAP、ジャニー喜多川氏などについて話を聞きます。
※イベント終了後、希望者には木野正人さんとの『ツーショットチェキ』(サイン入り)を1,000円で承ります。入場の際に受付でお申し付けください
【出演者プロフィール】
木野正人(きの・まさと)
ダンスアーティスト、振付師。1986年、ジャニーズ事務所に入所。1988年『欽きらリン530!!』(日本テレビ系)の電話番号ダンスで脚光を浴び、9月にCHA-CHAのメンバーとして『ビギニング』でデビュー。マイケル・ジャクソンのバックダンサーを目指し、1990年5月にCHA-CHAを脱退。アメリカにダンス留学する。1993年『NAACP(全米黒人地位向上協会)イメージ・アワード』でソロのシルエットダンス『MJ History』を披露。2007年『マイケル・ジャクソンVIPパーティー』では、独自のマイケルリミックスを踊り、マイケル本人から称賛される。CDデビューから30周年を迎える今年、記念の作品集『ポートフォリオ』を発売。
岡野誠(おかの・まこと)
フリーライター。18年6月、24年間に及ぶ研究成果を『田原俊彦論――芸能界アイドル戦記1979-2018』として発表。複数人への取材に加え、1980年代、90年代の歌番組や音楽祭、ワイドショー映像を入手。当時の資料(新聞、雑誌、テレビ)に徹底的に当たることで、ムーンウォーク初披露の日付、「ビッグ発言」報道の移り変わりなど、いままでにない事実をあぶり出した。88年5月19日、田原俊彦『抱きしめてTONIGHT』が1位になった際、ハガキを読まれたファンの漢字を調査するほど綿密な取材を行なった。同書の巻末資料では、田原俊彦の『ザ・ベストテン』全ランクイン曲の思い出のシーン、1982年、88年のほぼ全出演番組(視聴率、内容、テレビ欄など)を掲載。モットーは「1988年の文脈なら“阿藤快”ではなく、“阿藤海”と表記すべき」
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2018/09/16 Sun -
木野正人×岡野誠
「1988年〜89年のジャニーズ事務所とテレビ界の変動」
『田原俊彦論――芸能界アイドル戦記1979-2018』(青弓社)刊行記念
- 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/09 Wed 緊急開催!香田有希×田上智子×YOM YOM PR CLUB
「カンヌライオンズPR部門審査員と考える、変化を起こすPRパーソンとは」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念