働き方の祭典「Tokyo Work Design Week」でも注目され、各地でワークショップが次々と開催されるなど、いま話題の「beの肩書き」。
今回は『beの肩書き: 人生の肩書きは、プレゼントしよう』の刊行を記念して、提唱者である勉強家の兼松佳宏さんと、本の中で参考図書としても挙げている新たな組織づくりのバイブル『ティール組織 ― マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』の解説文を担当した嘉村賢州さんによる対談イベントを開催します!
一般的な名刺に書かれているのは、「何をする人か」という「doの肩書き」。それを、「どんな存在でありたいか」という「be」の視点でつくってみたものが「beの肩書き」です。たとえば、兼松さんであれば、doの肩書きは「大学教員」ですが、beの肩書きは「勉強家」。それはどんなdoの肩書きになっても、変わらない部分なのです。
そんなシンプルな「beの肩書き」を持つことによって、今の肩書きの枠ではしっくり来ていない人が「自分らしさ」を整理できたり、他の誰かと共有することで、関係性を深めまった、という人たちが増えています。
嘉村さんをゲストとしてお迎えする今回の対談では、beの肩書きがこれからの組織づくりにどのように応用できるのか、ティール組織の最先端の事例を踏まえながら考えてゆきます。ぜひ遊びに来てください!
【出演者プロフィール】
兼松佳宏(かねまつ・よしひろ)
1979年生まれ。ウェブデザイナーとしてNPO支援に関わりながら、「デザインは世界を変えられる?」をテーマに世界中のデザイナーへのインタビューを連載。その後、ソーシャルデザインのためのヒントを発信するウェブマガジン「greenz.jp」の立ち上げに関わり、10年から15年まで編集長。 2016年、フリーランスの勉強家として独立し、著述家、京都精華大学人文学部特任講師、ひとりで/みんなで勉強する【co-study】のための空間づくりの手法「スタディホール」研究者として、教育分野を中心に活動中。 著書に『beの肩書き』『ソーシャルデザイン』、連載に「空海とソーシャルデザイン」「学び方のレシピ」など。秋田県出身、京都府在住。一児の父。 http://studyhall.jp
嘉村賢州(かむら・けんしゅう)
東京工業大学リーダーシップ教育院特任准教授/コクリ! プロジェクト ディレクター(研究・実証実験)。京都市未来まちづくり100人委員会 元運営事務局長。集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、脳科学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外問わず研究を続けている。実践現場は、まちづくりや教育などの非営利分野や、営利組織における組織開発やイノベーション支援など、分野を問わず展開し、ファシリテーターとして年に100回以上のワークショップを行っている。2015年に1年間、仕事を休み世界を旅する。その中で新しい組織論の概念「ティール組織」と出会い、日本で組織や社会の進化をテーマに実践型の学びのコミュニティ「オグラボ(ORG LAB)」を設立、現在に至る。
英治出版オンラインで吉原史郎氏とともに「Next Stage Organizations~組織の新たな地平を探究する~」を連載中。
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2019/03/16 Sat -
兼松佳宏×嘉村賢州
「beの肩書きとティール組織」
『beの肩書き: 人生の肩書きは、プレゼントしよう』刊行記念
- 03/19 Tue 澤円×新居佳英
「“メタ思考”をもとに未来でも通用する働き方を考える」
『メタ思考~「頭のいい人」の思考法を身につける』(大和書房)刊行記念 - 03/20 Wed 北田博充×太田靖久×久禮亮太×松村孝宏
「今、私たちが本屋について考えていること」
『本屋のミライとカタチ』(PHP研究所)刊行記念 - 03/21 Thu 熊代亨×藤谷千明
「よく推し、よく推され、よく生きる」
『「推し」で心はみたされる?−21世紀の心理的充足のトレンド』(大和書房)
『推し問答!あなたにとって「推し活」ってなんですか?』(東京ニュース通信社)W刊行記念イベント - 03/22 Fri いとうせいこう×小林泰三
「プロが教える国宝の楽しみ方」
『はじめから国宝、なんてないのだ。』(光文社)刊行記念 - 03/23 Sat 桜林直子×ジェーン・スー
「TBS Podcast『となりの雑談』 ワーク付きトークイベント」 - 03/24 Sun 上野修
「スピノザと〈私〉のありか」
『フィルカル』Vol.8, No. 3刊行記念イベント - 03/25 Mon 奥野武範×和田彩花×和田ラヂヲ
「美術館を探訪しよう!in書店」
『常設展へ行こう!』(左右社)刊行記念&重版記念 - 03/28 Thu 二重作拓也×中井祐樹×オケタニ教授
「なりたい自分になるために」
『可能性にアクセスするパフォーマンス医学』(星海社)刊行記念 - 03/29 Fri 冨井大裕×山本一弥×藤井匡×石川卓磨
「なぜ、〈わからない彫刻〉か」
『わからない彫刻 みる編』(武蔵野美術大学出版局)刊行記念 - 03/30 Sat 陳天璽×ルイス・カーレット×奥貫妃文
「みんな、無国籍―あなたは“ナニジン”ですか?~国籍から問う世界のカタチ~」
『Stateless』(シンガポール大学出版)刊行記念 - 03/31 Sun 尹雄大×星野概念
「自分を知るための言葉とどう出会うか」
『句点。に気をつけろ』(光文社)刊行記念 - 04/02 Tue 石川幹人×小島正美
「なぜ人はフェイク情報にだまされるのか」
『フェイクを見抜く 「危険」情報の読み解き方』(ウェッジ)刊行記念 - 04/03 Wed 高耀威×松井祐輔
「台湾 “どこから行っても遠い町”でコミュニティ書店を運営すること」
台東縣長濱郷 独立書店「書粥」高耀威さんに聞く - 04/04 Thu 柳澤健×中森明夫
「“クラッシュ・ギャルズ”はなぜアイドルになり得たのか?」
『1985年のクラッシュ・ギャルズ』(光文社)刊行記念 - 04/05 Fri 小林泰彦
「ヘビーデューティの学校」
『ぼくのおじさん学校』第三回 - 04/06 Sat 蟹の親子×土門蘭
「わたしの記憶、あなたの記憶」
『脳のお休み』(百万年書房)刊行記念 - 04/10 Wed 吉田将英×銅冶勇人×小林百絵
「切り拓く人の、コンセプト・センス」
『コンセプト・センス 正解のない時代の答えのつくりかた』(WAVE出版)刊行記念 - 04/11 Thu 阿部大樹×能條桃子×吉田千亜
「いま目の前にあるトラウマ」
『真実と修復 暴力被害者にとっての謝罪・補償・再発防止策』
『心的外傷と回復 増補新版』(みすず書房)W刊行記念 - 04/12 Fri 佐藤亜沙美×祖父江慎
「本とデザイン、紙と文字の素敵な関係」
『MdNデザイナーズファイル2024』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/13 Sat 笹公人×小橋めぐみ
「短歌とドラマ」
『NHK短歌 シン・短歌入門』(NHK出版)刊行記念 - 04/14 Sun 川野芽生×清水えす子×山内尚
「自由に着て、自由に生きる 」
『かわいいピンクの竜になる』(左右社)
『シミズくんとヤマウチくん──われら非実在の恋人たち』(柏書房)
『ノンバイナリースタイルブック』(柏書房)トリプル刊行記念 - 04/20 Sat 豊﨑由美×マライ・メントライン×神島大輔
第87回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 04/26 Fri 桜林直子×星野概念
「【連続対談シリーズ】 つまり、“生きづらい”ってなんなのさ vol.1 〜精神科医からはどう見えてるか教えてよ〜」 - 04/28 Sun 山階基×古賀及子
「暮らしをまなざす言葉」
『夜を着こなせたなら』(短歌研究社)刊行記念