7年前、某独裁者への共感をうっかり語り、
カンヌ国際映画祭を出禁になった映画監督ラース・フォン・トリアー。
そんな彼がカンヌ復活を果たした新作は、シリアル・キラーの12年を描いた『ハウス・ジャック・ビルト』。
ハードコアな描写のオンパレードに映画祭では途中退出者続出!
しかし上映後は満場総立ち拍手喝さいで受け入れられた賛否両論のこの超問題作が、
日本では無修正完全ノーカット版(R18+)で上映決定しました。
この度『ハウス・ジャック・ビルト』の公開を記念して、
「ラース・フォン・トリアー監督ファンミーティング」を実施。
映画の酸いも甘いも噛分けた4名が、観る者の神経を逆なでし続けるフォン・トリアーの魅力を
縦横無尽に語りつくします。
嫌な気持ちになるのはわかっている。でもなぜか観ずにはいられない・・・。
賛否交えた愛情深いトークを聞けば、『ハウス・ジャック・ビルト』が数倍楽しめること間違いなし!
ところでイベント当日奇しくもフランスではカンヌ国際映画祭会期中。
あの問題発言の真意はいかに・・・?
聞きどころ満載の2時間をお楽しみに!
映画公式グッズのおみやげご用意してお待ちしています。
『ハウス・ジャック・ビルト』
6月14日(金)新宿バルト9、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
監督:ラース・フォン・トリアー
出演:マット・ディロン、ブルーノ・ガンツ、ユマ・ サーマン、シオバン・ファロン、ソフィー・グローベール、 ライリー・キーオ、ジェレミー・デイビス
配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム
© ZENTROPA ENTERTAINMENTS31, ZENTROPA SWEDEN, SLOT MACHINE, ZENTROPA FRANCE, ZENTROPA KÖLN
映画HP http://housejackbuilt.jp/
【出演者プロフィール】
滝本誠(たきもと・まこと)
美術・映画・ミステリ評論家。主な著書に『きれいな猟奇―映画のアウトサイド』(平凡社)、『渋く、薄汚れ。―ノワール・ジャンルの快楽』(フィルムアート社)、『決定版 ツイン・ピークス究極読本』(監修、洋泉社)、『映画の乳首、絵画の腓 AC2017』(幻戯書房)。解説担当書にロバート・ヘンライ『アート・スピリット』(国書刊行会)などがある。
柳下毅一郎(やなした・きいちろう)
映画評論家・特殊翻訳家。雑誌『宝島』の編集者を経てフリー。ガース柳下の筆名で『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判』(洋泉社/文春文庫)を町山智浩と共著。著書『興行師たちの映画史 エクスプロイテーション・フィルム全史』(青土社)、『新世紀読書大全 書評1990-2010』(洋泉社)、『皆殺し映画通信 骨までしゃぶれ』(カンゼン)など多数。訳書にR・A・ラファティ『第四の館』(国書刊行会)、監訳書に
町山広美(まちやま・ひろみ)
放送作家・コラムニスト。ADを経て、20歳で放送作家に。バラエティー番組を持ち場として、現在の担当番組は『有吉ゼミ』『マツコの知らない世界』『MUSIC STATION』ほか。『幸せ!ボンビーガール』ではナレーターも兼任。
映画レビューは、おもに女性誌でこそこそ書き続けること、四半世紀 。
品川亮(しながわ・りょう)
文筆、編集、映像制作業。雑誌『STUDIO VOICE』元編集長。著書に『〈帰国子女〉という日本人』(彩流社)など。『絶望図書館』『トラウマ文学館』(ちくま文庫)、『絶望書店』(河出書房新社)では、英米文学作品の翻訳を担当。映像作品に『H・P・ラヴクラフトのダニッチ・ホラーその他の物語』(東映アニメ)などがある。
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2019/05/24 Fri -
滝本誠×柳下毅一郎×町山広美×品川亮
「ラース・フォン・トリアー監督ファンミーティング! 」
映画『ハウス・ジャック・ビルト』公開記念
- 07/01 Tue 吉見俊哉×若林幹夫
「建築と出来事」
『このとき、夜のはずれで、サイレンが鳴った』(岩波書店)
『ダイアローグ〈危機〉の時代の長谷川逸子・原広司・伊東豊雄』(millegraph)W刊行記念 - 07/02 Wed 豊﨑由美×木下眞穂
第93回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念