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2014年7月に閉店した下北沢の書店「フィクショネス」。
店主で作家でもある藤谷治さんが開催していた「文学の教室」が、B&Bに場所を移して復活しました。
2020年最後の回となる今回は、毎年恒例の年末番外編!
ゲストに瀧井朝世さん、田中和生さん、仲俣暁生さんをお呼びして、皆さんと今年の文芸作品を振り返ります。
今年は日本だけでなく世界的に猛威を振るったコロナウィルスやBLM運動といった世の中の変化が大きく小説界にも影響しました。
みなさんにはそんな文学の中や外のお話をざっくばらんにお話いただきます。
見逃していたあなたのための名作があるかもしれません!
どんな人でも楽しく文学の話ができる、一見さん歓迎、知識不要、偉い人不在の、日本一シキイの低い文学講座、どうぞお楽しみに!
【出演者プロフィール】
瀧井朝世(たきい・あさよ)
1970年生まれ。著書に『ほんのよもやま話 作家対談集』(文藝春秋)『偏愛読書トライアングル』(新潮社)『あの人とあの本の話』(小学館)など。
岩崎書店〈恋の絵本〉シリーズ監修。TBS系「王様のブランチ」ブックコーナーではブレーンをつとめる。
田中和生(たなか・かずお)
1974年富山県生まれ。慶應義塾大学経済学部および文学部卒業。
在学時から『三田文学』の編集に携わり、2000年に「欠落を生きる――江藤淳論」を発表、第7回三田文学新人賞(評論部門)を受賞。
2007年より法政大学文学部の専任講師を務め、2009年には准教授、2015年に教授。現在に至る。
教育活動と並行して、毎日新聞で文芸時評を担当。文芸評論家としても活躍中。
仲俣暁生(なかまた・あきお)
1964年東京生まれ。
「マガジン航」編集発行人。大正大学表現学部客員教授。
現代文学に関する著書として『失われた「文学」を求めて【文芸時評編】』(つかだま書房)『ポスト・ムラカミの日本文学』(朝日出版社)、『極西文学論-Westway to the World』(晶文社)等のほか、舞城王太郎との共著『「鍵のかかった部屋」をいかに解体するか』(バジリコ)がある。
藤谷治(ふじたに・おさむ)
1963年東京都生まれ。2003年『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』でデビュー。
日本大学藝術学部映画学科卒業。2008年『いつか棺桶はやってくる』が三島由紀夫賞候補に、14年には『世界でいちばん美しい』で第31回織田作之助賞を受賞。著書に、『燃えよ、あんず』『猫がかわいくなかったら』『綾峰音楽堂殺人事件』など。
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