本屋B&Bはこのたび4周年を迎えます。
3周年だった昨年は「本屋大放談」と題して3本のトークイベントを4時間半にわたって開催。今年は2本のイベントを合計6時間行います。
今回のイベントは福岡の「ブックオカ」にて行われた合計11時間、本屋について語るイベント「車座トーク 本と本屋の未来を語ろう」http://bookuoka.com/archives/1564
を基にしています。当企画をまとめた書籍『本屋がなくなったら、困るじゃないか』(ブックオカ編・西日本新聞社)の刊行を記念し、B&Bならではの車座トークをお届けします。
※イベントにて『本屋がなくなったら、困るじゃないか』の先行販売を行います。
この回では、さまざまな形で「本屋」を営んでいる方々をお呼びして、「これからの本屋」について語ります。
地方の書店として福岡からブックスキューブリックの大井さん。
街の本屋として、16年間店長を務められている「千駄木・往来堂書店」の笈入さん。
あゆみBOOKSに長く勤められたあと、独立し「フリーランス書店員」として、「神楽坂モノガタリ」の書籍担当や書店員向けの講師もされている久禮さん。
出版取次の大阪屋の関連会社が開業した書店「リーディングスタイル」の立ち上げから店長を務め、退職後自分の出版レーベル「書肆汽水域」から『これからの本屋』を刊行した、北田さん。
ホストは本屋B&Bより、嶋浩一郎と内沼晋太郎が務めます。
オープン時期、年代もさまざまな「本屋」さんがあつまり、「本屋」について語りつくします。
【プロフィール】
大井実(おおいみのる)
ブックスキューブリック店主。ブックオカ実行委員長。1961年福岡市生まれ。同志社大学文学部卒。東京・大阪・イタリアなどでイベント制作などに携わった後、2001年にブックスキューブリックを開業。2006年にブックオカを有志とともに立ち上げ、以降、毎秋に開催。2008年にはカフェ併設の箱崎店を開業。
笈入建志(おいりけんじ)
1970年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、大型書店で6年間勤務。2000年より往来堂書店店長。
久禮亮太(くれりょうた)
あゆみBOOKSにて18年間勤務。小石川店店長などを務めた後、2015年「久禮書店」の屋号でフリーランス書店員として独立。選書、書店業務一般を行うほか、書店員への研修や出張販売なども行っている。この1年間の間に携わった書店に昭島市にあるマルベリーフィールドや新宿区の神楽坂モノガタリなどがある。
北田博充(きただひろみつ)
1984年、神戸生まれ。大学卒業後、出版取次会社に勤務し、本・雑貨・カフェの複合店舗を立ち上げる。2016年に退職し、自主出版レーベル「書肆汽水域」から『これからの本屋』を発行。
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2016/07/18 Mon -
大井実×笈入建志×久禮亮太×北田博充×嶋浩一郎×内沼晋太郎
「B&B4周年本屋大放談 本屋編」
『本屋がなくなったら、困るじゃないか 11時間ぐびぐび会議』(西日本新聞社)刊行記念
- 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/09 Wed 緊急開催!香田有希×田上智子×YOM YOM PR CLUB
「カンヌライオンズPR部門審査員と考える、変化を起こすPRパーソンとは」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/19 Sat 滝口悠生×佐々木敦
「ことばの即興力
ーーいかに書き進めていくか?」
『「書くこと」の哲学 ことばの再履修』
(講談社)刊行&重版記念 - 07/21 Mon 沢山遼×山本浩貴×岩渕貞哉
「岡﨑乾二郎、そしてモダニズムをいま、考える」
『美術手帖 2025年7月号 特集「岡﨑乾二郎」』(美術出版社)刊行記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/11 Mon 豊﨑由美×宇野和美
第94回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念