宇宙は多くの人にとってロマンであり、夢や憧れの対象であります。
宇宙は特別なところであり、自分たちとは無縁のどこか遠い場所、そう思う人も多いでしょう。しかし、たとえばカーナビやスマートフォンに使われているGPSも宇宙技術を使っています。宇宙はすでに私たちの生活に溶け込んでいます。
でも、宇宙開発には莫大な予算が必要だと思われてます。国家でなければ遂行できないと思う人も多いでしょう。しかし、そんな宇宙開発を超小型衛星によってコストをこれまでの1/100にする若者たちが出てきました。それが東大発のベンチャー、「アクセルスペース」なのです。日本初の民間宇宙開発会社が登場したのです。これによって民間の宇宙への投資を引き出し、宇宙利用を一気に拡大したい。宇宙をビジネスの場とすることによって、そこはもはや特別な場所ではなくなります。
そんなアクセルスペースの創業メンバーを迎えて、古市憲寿と福原伸治と3人で超小型衛星の話から国家と民間みたいなテーマまでを語ります。
宮下 直己
株式会社アクセルスペース取締役。東京工業大学大学院理工学研究科機械宇宙システム専攻博士課程修了。在学中、超小型衛星CUTE-I, Cute-1.7 + APDの開発に携わった。卒業後、準備期間を経て2008年にアクセルスペースを設立。
株式会社アクセルスペース
http://www.axelspace.com
古市 憲寿
社会学者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。有限会社ゼント執行役。専攻は社会学。著書に、 『絶望の国の幸福な若者たち』、『僕たちの前途』、『誰も戦争を教えてくれなかった』((講談社)。
@poe1985
福原 伸治
株式会社フジテレビジョン情報制作局情報制作センター室長。テレビプロデューサー・ディレクター、webマガジンの編集長も務める。主な制作番組 に『アインシュタイン』『ウゴウゴルーガ』『新・週刊フジテレビ批評』など。前衛的な番組を多数演出する一方で、テレビとネット、新メディアを繋 ぐキーマンとしても暗躍する。
@shinjifukuhara
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