“世界を変えた未完のSF大作”と言われるホドロフスキー版『DUNE』の顛末をめぐるドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』が6月14日(土)より公開となる。
アレハンドロ・ホドロフスキー監督が1975年に企画した『DUNE』は、スタッフにバンド・デシネのカリスマ作家メビウス、先頃亡くなった『エイリアン』のH.R.ギーガー、キャストにサルバドール・ダリ、ミック・ジャガー、音楽にピンク・フロイド等、驚異的な豪華メンバーを配するも、撮影を前にして頓挫した。
ホドロフスキー版『DUNE』は完成しなかったが、ホドロフスキーは『DUNE』の製作時のパートナー、メビウスとともにコミックを描きはじめる。これをきっかけに、ホドロフスキーはコミック原作者として精力的に作品を発表し、フランスでは彼の原作作品が30シリーズ以上も出版されている。
漫画家として活躍するかたわら、DJまほうつかい、映画の脚本(『世界の終わりのいずこねこ』)、「ひらめき☆マンガ学校」講師、アーティストとしての個展開催、映画館のボランティアスタッフ、アイドルプロデュース、グッズ制作・・・と多岐にわたって活動している西島大介さんと、ホドロフスキー漫画の日本語訳を手がける原正人さんによって、映画監督だけではなく、タロット研究者、サイコマジシャン、詩人、画家など多才すぎるホドロフスキー監督の1つの顔である”漫画原作者ホドロフスキー”の魅力を熱く語っていただき、“ホドロフスキーとは何者なのか”を読み解いていくトーク・イベント。
映画『ホドロフスキーのDUNE』
http://www.uplink.co.jp/dune/
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