小説家・桜井鈴茂さんによる最新刊『どうしてこんなところに』が、8月20日、双葉社より刊行されます。
2002年、『アレルヤ』で第13回朝日文学新人賞を受賞後、『終わりまであとどれくらいだろう』『女たち』『冬の旅』など、精力的に作品を発表し続けている桜井さん。
小説と向き合う日々の中、現在もっとも興味のあることは、“日本語の小説には書かれていない領域がたくさんあるのではないか”ということだといいます。
そこで今回B&Bでは、『どうしてこんなところに』刊行を機に、この問題について語り尽くすイベントを開催します。
ゲストにお越しいただくのは、文芸評論家・陣野俊史さんと、文筆家・仲俣暁生さん。
日常生活の中で、私たちが感じることと、いま日本語で書かれている小説の間には、ひょっとしたら乖離があるのではないか。あるとして、その乖離は心地良いものなのか。ないとしたなら、どうして小説を読む人が減ってしまったのか……。これらのトピックを、世界文学やポピュラー・ミュージック、サッカー、旅、などを引き合いに出しつつ考えていきます。
どうぞお楽しみに!
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