「うるおっている風景」をテーマに、寸が俳句と散文を、大原大次郎が絵とアートディレクションを手掛けた新感覚の俳句集「ハロー風景」。
俳句を詠む人々の内で、俳句を詠んでいたらいけない、という悩みをずっと抱えていたという寸さん。そのため俳句の話し相手は、音楽家や、ファッション関係者、デザイナーなど、外の人たちばかりだったそうです。望んでそうしながらも、ぼっち感を感じていたといいます。
しかし四年前、昔からの友人であり現在はデザイナーとして活躍中の大原大次郎さんと再会し、そのときはじめて、俳句そのものの話が出来たと語ります。
そして生まれたのが、「ハロー風景」。
今回のイベントでは、「ハロー風景」が生まれるまでの出来事、この俳句集に込めた二人の思い、さらには、「ハロー風景」の世界観をモビールと絵画によって再構成し、大阪、京都、東京を巡回した大原大次郎さんの展示についても広く伺っていきます。
そしてイベント後半には、お客様といっしょに楽しむ句会も開催。
あらかじめ募集した俳句をとおして、すばらしい風景と人との邂逅を、たのしみましょう。
※ 今回のイベントに先駆けて、みなさまから俳句を募集します。
テーマ:本
本のある風景を詠んでください
季題:「ビール」または「秋の昼」
応募先は、 「ハロー風景」公式Twitter @hellofukei
または reserve@bookandbeer.com まで。
【プロフィール】
寸
1977年千葉県生まれ。慶應大学環境情報学部卒業。カルチャー批評誌〈モンスーン〉編集を経て、株式会社ミクシィ、株式会社はてなでソーシャルニュースの編成を行う。エディター、Webディレクター。〈ハロー風景〉では俳句と散文を執筆。
大原大次郎
1978年神奈川県生まれ。2003年武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。同年omomma設立。デザインワークや映像制作のほか、展覧会、ワークショップなどを通して、言葉や文字の新たな知覚を探るプロジェクトを展開する。2014年JAGDA新人賞東京、TDC賞受賞。
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