自らを「ひきこもり名人」と評して、ひきこもり経験を元にひきこもりに関する文筆活動やひきこもり続ける人々のサポートをする勝山実さんと、やはりひきこもり生活から脱出して自己の再生のために南米各地を旅した片岡恭子さん。
お二人の共通点はひきこもりを経て(あるいは続けつつも)、自分なりの方法で社会と接触しお金を稼ぐ方法を発見したこと、そしていわゆる「毒母」との葛藤を経験したこと――。
そんなお二人が定職につかずに幸せに生きていく方法について語ります。
「普通」から外れ、ひきこもり生活を経て本を出版するまでの経緯や、正社員経験がなくてもできる職探しの方法、最低限のお金を稼いで自分のしたいことをして生きる方法、欝からの脱出法、心構え、毒母への対処法などを伝授。「とにかくやりたいことをやれ」という無責任な自己啓発から一歩進んだ、実践的なアドバイスをお届けします。リアルひきこもりの方、会社員生活に疲れている方、心の病に悩んでいる方、毒母に困っている方―。
何かヒントが得られるかもしれません。
ビールを飲みながらお二人の話に耳を傾けてみませんか?
勝山実:
1971年生まれ、神奈川県出身。自称・ひきこもり名人。著作家。新ひきこもりについて考える会世話人。親の期待に応えるため名門高校に進学するが高校3年生の2月に中退、ひきこもり生活に入る。自身の経験をもとに執筆した『ひきこもりカレンダー』(文春ネスコ)を2001年に出版、ひきこもりの「生の声」を世間に主張したとして話題になる。その後は、社会復帰は目指さず、ひきこもり生活を継続。2011年8月には『安心ひきこもりライフ』(太田出版)を出版。以後、ひきこもり名人として、ブログの更新や講演活動をおこなう。
ブログ:「鳴かず飛ばず働かず」http://hikilife.com/
片岡恭子:
1968年生まれ、京都府出身。同志社大学文学研究科修士課程修了。
同大学図書館司書を経て、スペインのコンプルテンセ大学に留学。中南米を3年に渡って放浪し、2014年現在、46カ国を歴訪。『地球の歩き方』を執筆。新宿ネイキッドロフトイベント「旅人の夜」を30回以上に渡って主催。2013年11月、『棄国子女―転がる石という生き方』(春秋社)で作家デビュー。
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