電車内での強制わいせつの認知件数は304件、迷惑防止条例違反として検挙された痴漢行為は3,583件(警察庁/2013年)。犯罪の性質上、届け出ない被害者も多いことから、実際に起こっている件数はこの何倍にも上ると想定されます。
被害に遭うのは中高生も多く、中には小学生が被害に遭うケースもあります。女性だけでなく、男性も被害に遭います。公共の場での悪質な性犯罪が、なぜ放置され続けているのでしょうか。
『男しか行けない場所に女が行ってきました』などの著書を持つ漫画家の田房永子さん、ライターとして性犯罪を取材する小川たまかさんが登壇、フリーランスモデルとして活動する前濱瞳さんをゲストに迎え、トークを行います。
2人が行った対談はこちら。
電車内の性犯罪はなくせるか【田房永子×小川たまか】(全6回/ウートピ)
http://wotopi.jp/archives/26426
田房永子さんが運営するページはこちら。
なぜ電車内痴漢はなくならないのか
http://thinkers-against-molesters.jimdo.com/
【出演者プロフィール】
田房永子(たぶさ・えいこ)
漫画家・ライター 1978年東京生まれ。中高6年間を女子校で過ごす。 著書に「母がしんどい」(KADOKAWA 中経出版)、「ママだって、人間」(河出書房新社)、「呪詛抜きダイエット」(大和書房)「うちの母ってヘンですか?」「それでも親子でいなきゃいけないの?」(共に秋田書店)、「男しか行けない場所に女が行ってきました」(イースト・プレス)などがある。
小川たまか(おがわ・たまか)
ライター・編集プロダクションプレスラボ取締役 1980年東京生まれ。働き方や教育に関する記事を取材・執筆。ブログで自身の痴漢被害体験を書き、その反響の大きさから性犯罪取材を始める。
■最近の執筆記事
痴漢被害に遭い続けた女子高生が考案した「痴漢抑止バッジ」が大人を動かした
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogawatamaka/20151102-00051063/
前濱瞳(まえはま・ひとみ)
モデルとしてブライダルや広告・雑誌媒体を中心に活動。MC・司会技術を活かし、ラジオにてビジネス番組のパーソナリティーも務めている。また、女性持ち前の魅力を発信することを基盤に、内面からの美しさを追求する美女会を発足、多才なメンバーをまとめている。
■性犯罪に関する思いをつづったブログ記事
美女会と性犯罪
http://ameblo.jp/hitomi0130xxx/entry-11915451689.html
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2015/11/21 Sat -
田房永子×小川たまか×前濱瞳
「電車内の性犯罪をなくしたい! 被害をなくすためにできることは?」
- 07/01 Tue 吉見俊哉×若林幹夫
「建築と出来事」
『このとき、夜のはずれで、サイレンが鳴った』(岩波書店)
『ダイアローグ〈危機〉の時代の長谷川逸子・原広司・伊東豊雄』(millegraph)W刊行記念 - 07/02 Wed 豊﨑由美×木下眞穂
第93回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念