3月に、DU BOOKSから『プリファブ・スプラウトの音楽』が発売されました。
プリファブ・スプラウトは、80年代初頭にデビューしたイギリスのバンド。その中心人物であるパディ・マクアルーンは、「ニュー・ウェーヴ以降に登場した最高のソングライター」と評されています。
同書は、長年パディを取材してきた著者が、それぞれの作品に丁寧に解説を試みた一冊です。
この刊行を記念して、著者の渡辺亨さんをお招きし、トークイベントを開催いたします。ゲストは、作曲家/編曲家/ギタリスト/プロデューサーの伊藤ゴローさん。
プリファブ・スプラウトの楽曲や、『捨てられた雲のかたちの』の制作エピソード、ポップミュージックやボサノヴァ、アコースティック・ギター、平出隆さんの詩とアートディレクションなどの魅力について語るスペシャルな一夜です。
伊藤ゴローさんは、naomi & goro & 菊地成孔の『calendula』(2011/commons)で、アントニオ・カルロス・ジョビンやホール&オーツ、ブリジット・フォンテーヌなどの曲とともにプリファブ・スプラウトの「The King of Roc’kn Roll」をカヴァー。そして伊藤さんのブラジル録音曲を含む最新作『捨てられた雲のかたちの』のタイトルは、以前から様々な形でコラボレーションを重ねてきた平出隆さんの詩集『若い整骨師の肖像』に収められている詩の一節からの引用で、今回もアルバムのアート・ディレクションは平出さんです。
貴重なトークイベントをお見逃しなく!
【出演者プロフィール】
渡辺亨(わたなべ・とおる)
音楽評論家/選曲家/DJ。1959年8月18日生まれ。札幌出身。青山学院大学英米文学科卒業後、編集者兼ライターとして雑誌『Tangled Up in Blue』等に関わる。80年代後半から『ミュージック・マガジン』や『クロスビート』などの音楽誌をはじめ、一般紙や新聞などに寄稿。著書に『音楽の架け橋』(シンコ―)がある。NHK-FMの人気番組『世界の快適音楽セレクション』の構成と選曲を担当、コーナー出演なども。
伊藤ゴロ―(いとう・ごろー)
作曲家/編曲家/ギタリスト/プロデューサー。MOOSE HILL名義で2001年にソロ活動を開始。ボサノヴァ〜クラシック〜ロックとジャンルを横断し音楽を探求。伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウム『RENDEZ-VOUS IN TOKYO』が2015年ブラジルディスク大賞2位を受賞。ソロ活動以外にも、坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏他との共演、naomi & goroとしてのアルバムリリース及び韓国・中国公演など。近年のプロデュース作品は原田知世『恋愛小説2〜若葉のころ』、『ゲッツ/ジルベルト+50』他多数。映画『ブルーハーツが聴こえる「1001のヴァイオリン」』『君と100回目の恋』などの劇伴も担当。詩人で造本家の平出隆とCrystal Cage Collegeも開校している。
イベントのご予約はこちらから!
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2017/06/02 Fri -
渡辺亨×伊藤ゴロ―
「プリファブ・スプラウトとギターと詩と」 『プリファブ・スプラウトの音楽』(DU BOOKS)刊行記念
- 05/02 Thu 藤井青銅×石井玄
「“面白い企画”はどのように生まれるのか」
『トークの教室』4刷&「玄石」設立W記念 - 05/03 Fri なかしましほ × omo!
「辛くない韓国 私が大好きなお店と人たち」
『なかしましほ ソウルのおいしいごはんとおやつ』(KADOKAWA)刊行記念 - 05/08 Wed 飯田朔×小山美砂
「“自分軸の人生”から“おりない”ために」
『「おりる」思想 無駄にしんどい世の中だから』(集英社)刊行記念 - 05/09 Thu 黒木あるじ×天野純希
「ドロップキックと武士(もののふ)と」
『破壊屋 プロレス仕舞伝』『もろびとの空 三木城合戦記』(集英社)W刊行記念 - 05/10 Fri pato×田中泰延
「おっさんの私たちが書くことで得られるもの」
『文章で伝えるときいちばん大切なものは、 感情である。』(アスコム)刊行記念 - 05/11 Sat 塩谷舞×岡本真帆
「書いて生きていくための創作術」
『小さな声の向こうに』(文藝春秋)
『あかるい花束』(ナナロク社) W刊行記念 - 05/11 Sat 崔盛旭×岡本敦史
「見える歴史と、見えない歴史を繋ぐために」
『韓国映画から見る、激動の韓国近現代史』(書肆侃侃房)刊行記念 - 05/12 Sun 小津夜景×山本貴光
「本という地図、読むことと書くこと」
『ロゴスと巻貝』(アノニマ・スタジオ)刊行記念 - 05/13 Mon 白根智彦×吉澤清太
「あなたが(意外と)知らないハンバーガーの世界」
『ハンバーガーとは何か?』(グラフィック社)刊行記念 - 05/16 Thu 千葉佳織×国山ハセン
「話して伝えるためにプロがやっていること」
『話し方の戦略』(プレジデント社)『アタマがよくなる「対話力」』(朝日新聞出版)W刊行記念 - 05/17 Fri 鈴木涼美×三宅香帆×原カントくん
「源氏フリークの文芸評論家・三宅香帆が読み解く『YUKARI』と、AV時代全く本を読めなくなったスズミが『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読み解く会」
『YUKARI』(徳間書店)『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社)W刊行記念 - 05/18 Sat 伊藤桃
「てっけん!1周年記念」 - 05/19 Sun Sundayカミデ×奇妙礼太郎
「QUESTIONS」
question3刊行記念トークショー - 05/20 Mon 岡室美奈子×柚木麻子
「私たちの体はテレビドラマでできている!」
『テレビドラマは時代を映す』(早川書房)刊行記念 - 05/21 Tue 牧村憲一×高野寛
「”Tonoban in wonderland” 不思議の国のトノバン」
『あの素晴しい日々 加藤和彦、「加藤和彦」を語る』(百年舎)刊行記念 - 05/22 Wed 丸山幸子×田代親世
「韓流取材歴25年の猛者たちが語る〜過去、今、未来」
『韓流前夜』(東京ニュース通信社)刊行記念 - 05/23 Thu 朝日順子×藤本国彦
「ビートルズの知られざる修行時代を追う」
『ビートルズ・イン・ハンブルク』(青土社)刊行記念 - 05/24 Fri TAJIRI×小林邦宏×原カントくん
「旅するカルチャートーク『たびかるジャンクション』公開収録」 - 05/27 Mon 麻田浩×松山猛
「麻田浩が松山猛にずっと聞きたかったこと~麻田浩の聞かずに死ねるか」
映画『トノバン 音楽家加藤和彦とその時代』公開記念 - 06/01 Sat 南信長×トミヤマユキコ
「あのキャラはなぜ〈メガネ/デブ/ブサイク〉なのか?」
『メガネとデブキャラの漫画史』(左右社)刊行記念 - 06/03 Mon 神原一光×ミト(クラムボン)
「小室哲哉を大いに語る!」
『WOWとYeah 小室哲哉』(小学館)刊行記念 - 06/07 Fri 柴崎友香×横道誠
「私は「この私」を通じてしか世界を経験できない」
『あらゆることは今起こる』(医学書院)刊行記念 - 06/08 Sat 稲垣健志×竹田恵子×山本浩貴×清水知子
「アートをゆさぶる:アート×カルチュラル・スタディーズ」
『ゆさぶるカルチュラル・スタディーズ』(北樹出版)刊行記念 - 06/12 Wed 吉村生×高山英男×xiangyu
「暗渠ってなんだ?〜「痕跡」への視線」
『暗渠マニアック!増補版』(筑摩書房)刊行記念 - 06/15 Sat 大野露井×佐藤亜紀×川本直
「小説と翻訳のあわい」
『塔のない街』(河出書房新社)
『教皇ハドリアヌス七世』(国書刊行会)W刊行記念 - 06/22 Sat ganshu×くどうれいん
「スナックレイン出張版 in 下北沢」
岩手県青年醸友会 〈ganshu〉 発売記念 - 06/30 Sun 豊﨑由美×小泉悠×小泉エレーナ
第88回「読んでいいとも! ガイブンの輪」