藤野千夜×山崎ナオコーラ
「藤野千夜と山崎ナオコーラのポルカ」
『少年と少女のポルカ』（キノブックス）刊行記念

藤野千夜さんが1996年に発表した『少年と少女のポルカ』が、キノブックスより、装いも新たに復刊します。B&Bではこれを記念したトークイベントを行います。
ゲストには、兼ねてより藤野作品のファンを公言し、今回の文庫の解説を担当した小説家・山崎ナオコーラさんをお呼びしました。藤野さん、また『少年と少女のポルカ』の魅力について迫っていただきます！

・そもそも「少年と少女のポルカ」というタイトルについて
・復刊に際し書き下ろされた後日談について
・初版単行本に掲載された岡崎京子さんのカバーイラスト、その思い出
・初出から22年経ち、藤野さんが感じられた社会の変化
などなど。

すでにファンの方も、まだ読まれていない方も、いま改めてこの本を味わう夜。
「小説の話は苦手」とおっしゃる藤野さんも、この日ばかりはきっとお話してくださるはず。
みなさまも質問を携えて、現在日本文学の第一線で活躍を続けるお二人の対談イベント、是非お越しください。

【出演者プロフィール】
藤野千夜（ふじの・ちや）
1962年福岡県生まれ。千葉大学教育学部卒。95年「午後の時間割」で第14回海燕新人文学賞、98年「おしゃべり怪談」で第20回野間文芸新人賞、2000年「夏の約束」で第122回芥川賞を受賞。その他の著書に『ルート225』『主婦と恋愛』『中等部超能力戦争』『D菩薩峠漫研夏合宿』『編集ども集まれ！』などがある。

山崎ナオコーラ（やまざき・なおこーら）
1978年生まれ。2004年『人のセックスを笑うな』で第41回文藝賞を、16年『美しい距離』で島清恋愛文学賞を受賞。その他の著書に『浮世でランチ』『この世は二人組ではできあがらない』『ニキの屈辱』『偽姉妹』、エッセイ集『かわいい夫』『母ではなくて、親になる』、絵本『かわいいおとうさん』などがある。

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