片山杜秀さんと山崎浩太郎さんが、平成時代30年間のクラシック音楽史を語り尽くした『平成音楽史』が、このほどアルテスパブリッシングから出版されました。
『平成音楽史』
https://artespublishing.com/shop/books/86559-200-9/
1989(平成元)年にカラヤン、翌1990(平成2)年にバーンスタイン──20世紀のクラシック音楽を象徴する両雄が退場し、群雄割拠の戦国時代=「平成」が幕を開けました。
アバドが牽引した若手による非常設室内オーケストラの隆盛、クレーメルなどが主導したジャンルの壁の溶解、演奏様式に革命をもたらした古楽運動などが起こり、CDが普及して外資系メガストアが台頭し、マイナーな作曲家や知られざる作品のリリースが相次ぎ、サブカル的な音楽評論がもてはやされるなど、音楽の聴き方も劇的に変化しました。
平成末期に登場したドゥダメルやクルレンツィスは、次代を担うマエストロたり得るのか、「偽ベートーヴェン騒動」の傷跡から日本の現代音楽は立ち直れるのか──。
音楽から政治まで森羅万象に通暁する博覧強記の人・片山杜秀さんと演奏史を物語ることにかけては右に出る者がいない音楽の語り部・山崎浩太郎さんが、平成時代のクラシック音楽を振り返り、令和時代のクラシックを展望する2時間。
どうぞお見逃しなく!
【出演者プロフィール】
片山杜秀(かたやま・もりひで)
1963年宮城県生まれ。思想史家、音楽評論家。慶應義塾大学法学部教授。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は近代政治思想史、政治文化論。2008年『音盤考現学』『音盤博物誌』(アルテスパブリッシング)により吉田秀和賞とサントリー学芸賞を受賞、2012年『未完のファシズム』(新潮選書)により司馬遼太郎賞を受賞。その他の著書に『クラシック迷宮図書館(正・続)』『線量計と機関銃』『現代政治と現代音楽』『大東亜共栄圏とTPP』(以上アルテスパブリッシング)、『鬼子の歌』『近代日本の右翼思想』(以上講談社)、『未完のファシズム』(新潮社、司馬遼太郎賞)ほか多数。NHK‒FM『クラシックの迷宮』のパーソナリティとしても活躍。
山崎浩太郎(やまざき・こうたろう)
1963年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒。演奏家たちの活動とその録音をその生涯や同時代の社会状況において捉えなおし、歴史物語として説く「演奏史譚」を専門とする。日本経済新聞の演奏会評、専門誌『レコード芸術』『音楽の友』『モーストリー・クラシック』等に寄稿するほか、衛星デジタルラジオミュージックバードTHE CLASSICのパーソナリティなどを務める。著書に『演奏史譚1954/55』『クラシック・ヒストリカル108』『名指揮者列伝』(以上アルファベータ)、『クライバーが讃え、ショルティが恐れた男』(キングインターナショナル)、共著書に『栄光のオペラ歌手を聴く!』(音楽之友社)、訳書にジョン・カルショー『ニーベルングの指環』『レコードはまっすぐに』(以上学習研究社)がある。
ウェブサイト「山崎浩太郎のはんぶるオンライン」
http://www.saturn.dti.ne.jp/~arakicho/
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2019/05/23 Thu -
片山杜秀×山崎浩太郎
「〈平成音楽史〉から〈令和音楽史〉を展望する!」
祝改元&『平成音楽史』刊行記念
出版社アルテスパブリッシング
開催日時 20:00~22:00 (19:30開場)
開催場所 本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-5-2 ビッグベンB1F
入場料 ■前売1,500yen + 1 drink
■当日店頭2,000yen + 1 drink
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「伝える広報から伝わる広報へ 広報の心とは何か。」
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「新感覚ホラー小説を通じて見る、日韓の文学現在地」
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「これからの恋愛のかたち」
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「好きなことを続けていく方法」
『私的な書店─たったひとりのための本屋─』(葉々社)刊行記念 - 11/25 Mon ソ・イジェ×原田いず×大田ステファニー歓人
「読むことと見ることの間で かつて映画を学んでいた日韓の小説家が語る、世界の切りとり方」
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「『人生を編集する』ってなんだろう」
「EDiT」2025年版手帳発売記念 - 11/29 Fri 金原ひとみ×小川哲×スケザネ
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『この星を離れた種族』(inch magazine)『地上適応困難症』W刊行記念 - 11/30 Sat 岡野八代×重田園江
「ちいさなケアのみつけ方 いま改めて考えるケアの倫理」 - 12/01 Sun 宮崎智之×高橋久美子
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「第一芸人文芸部 俺の推し本。」
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「わたしたちが放課後によみたい詩 」
『放課後によむ詩集』(理論社)刊行記念 - 12/05 Thu 和嶋慎治×志村つくね
「僕の作詞作法─バンド生活三十五年によせて」
『無情のスキャット 人間椅子・和嶋慎治自選詩集』
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「Wデビュー10周年記念 漫画家と作家が語る、お金と仕事とこれからのこと」
『IRUKA 3』(forbit)
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「ゆる言語学ラジオ本大賞2024 発表会」 - 12/08 Sun 菊地成孔×相田冬二
「映画を奏でるということ」
『クチから出まかせ』(集英社)
『あなたがいるから』(Bleu et Rose)W刊行記念 - 12/09 Mon 横田増生×平山亜佐子「女と男の潜入取材(化け込み)語り尽くし!」『潜入取材、全手法 調査、記録、ファクトチェック、執筆に訴訟対策まで』(KADOKAWA)重版記念
- 12/10 Tue ー『編むことは力』翻訳刊行記念 ー
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- 12/21 Sat 豊﨑由美×広瀬大志
×小島日和×向坂くじら×張文經
×のもとしゅうへい×故永しほる
×小笠原鳥類×平川綾真智
「現代詩フェスティバル 詩の未来へ」
『カッコよくなきゃ、ポエムじゃない! 萌える現代詩入門』
(思潮社)刊行記念 - 01/09 Thu 鳥羽和久×古賀及子
「子どもと私の“観察”のしかた 」
『「学び」がわからなくなったときに読む本』(あさま社)『好きな食べ物がみつからない』(ポプラ社)W刊行記念 - 01/12 Sun 田中さとみ×藤原安紀子×山本浩貴×佐藤文香
「アニメの予告編を眺めるように/詩を書いている」
『sleeping cloth スリー ピング クロス』(左右社)刊行記念