脚本家・足立紳さんの新刊『それでも俺は、妻としたい』が10月30日刊行されました。
同書の元になっているのは、『小説新潮』で2017年から連載されていた足立さんの(ほぼ)実録夫婦小説。
主人公である売れない脚本家と、その妻との赤裸々なセックスをめぐるやり取りに、とことん呆れ、笑い、そして泣ける一冊です。
この刊行を記念して、トークイベントを開催します。
出演は、著者の足立紳さん、ゲストには、『百円の恋』『嘘八百』で足立さんとタッグを組んだ映画監督の武正晴さん、そして、数々の映画やドラマで活躍中の、俳優の冨手麻妙さんをお迎えします。
足立さんを公私にわたって知る武監督と冨手さんは、この小説をどう読んだのか?
足立さんの考える男女関係・夫婦関係とは?
プライベートと創作の関係とは?
映画やドラマづくりに興味のある人はもちろん、みなさんのファンも必見のプライベートトーク。飛び入りゲストも!?
お楽しみに!
【出演者プロフィール】
足立紳(あだち・しん)
脚本家。1972年鳥取県生まれ。日本映画学校卒業後、相米慎二監督に師事。助監督、演劇活動を経てシナリオを書き始め、第1回「松田優作賞」受賞作「百円の恋」が2014年映画化される。同作にて、第17回シナリオ作家協会「菊島隆三賞」、第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。ほか脚本担当作品として第38回創作テレビドラマ大賞受賞作品「佐知とマユ」(第4回「市川森一脚本賞」受賞)「嘘八百」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「こどもしょくどう」など多数。『14の夜』で映画監督デビューも果たす。監督、原作、脚本を手がける『喜劇 愛妻物語』が2020年に公開予定。著書に『喜劇 愛妻物語』『14の夜』『弱虫日記』などがある。
武正晴(たけ・まさはる)
映画監督。1967年愛知県生まれ。明治大学文学部を卒業。大学在学中は、映画研究会に所属し、自主映画を製作。工藤栄一、崔洋一、井筒和幸らの監督映画に助監督として携わった後、2007年『ボーイ・ミーツ・プサン』で映画監督デビューを果たす。2014年、唐沢寿明主演『イン・ザ・ヒーロー』を監督、同年、安藤サクラ主演の『百円の恋』を監督。2019年にNetflixオリジナルシリーズとして公開され、大ヒットした『全裸監督』では総監督を務めた。2020年には監督作品の『嘘八百 京町ロワイヤル』が1月31日公開予定。
冨手麻妙(とみて・あみ)
1994年3月17日生まれ。神奈川県出身。2009 年にAKB48の8期研究生として芸能活動を開始。その後、園子温監督と出会い、『新宿スワン』『みんな!エスパーだよ!』『リアル鬼ごっこ』など 立て続けに出演し、17年には『ANTIPORNO』で初主演を務めた。近年では三浦大輔監督『娼年』(18)、武正晴総監督『全裸監督』(Netflix)が話題。2020年公開予定の足立監督『喜劇 愛妻物語』、武正晴監督『嘘八百 京町ロワイヤル』にも出演が決まっている。
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