「動物性愛」というタブーに挑んだノンフィクション『聖なるズー』で第17回開高健ノンフィクション賞を受賞した濱野ちひろさん。
濱野さんは、長年フリーライターとして、1000人以上のインタビューをこなしてきましたが、一念発起して39歳になる年に京都大学大学院へ進学。現在も、大学院で文化人類学の研究を続けています。
この度、集英社より刊行される『聖なるズー』は、濱野さんがズー(動物性愛者)たちと何日も寝食をともにしながら、彼らの生き方、そして動物たちとのかかわり方を自身の研究の中で丹念に見つめたものです。愛とは何か、犬をはじめとする身近な動物とどのように生きるのか、今までの常識が崩れるような一冊です。
ゲストに迎えるのは、黒ラブラドールレトリバーの愛犬「ハリー」との日常を綴ったエッセイを刊行されている、翻訳家でエッセイストの村井理子さん。
お二人には、なかなか一言では語りにくい『聖なるズー』の衝撃について、また、かけがえのない犬との日常について、存分に語り合っていただきます。
ぜひご参加ください!
【出演者プロフィール】
濱野ちひろ(はまの・ちひろ)
ノンフィクションライター。1977年、広島県生まれ。2000年、早稲田大学第一文学部卒業後、雑誌などに寄稿を始める。インタビュー記事やエッセイ、映画評、旅行、アートなどに関する記事を執筆。2018年、京都大学大学院修士課程修了。現在、同大学大学院博士課程に在籍し、文化人類学におけるセクシュアリティ研究に取り組む。著書に『聖なるズー』(集英社、開高健ノンフィクション賞)。
村井理子(むらい・りこ)
翻訳家・エッセイスト。1970年、静岡県生まれ。学生時代をカナダ、イギリスで過ごし、大学卒業後に翻訳の仕事をはじめる。著書に、エッセイ集『犬がいるから』『犬ニモマケズ』(以上、亜紀書房)や、料理本『村井さんちのぎゅうぎゅう焼き おいしい簡単オーブン料理』(KADOKAWA)などがある。訳書には『黄金州の殺人鬼』(亜紀書房)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』(新潮社)など多数。
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