※本イベントはオンライン配信でのみご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
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2005年に第3回開高健ノンフィクション賞を受賞した『絵はがきにされた少年』が、この度、全編改稿と写真を刷新した「新版」として生まれ変わりました。本書の刊行を記念して、著者の藤原章生さんと作家・探検家の角幡唯介さんをお招きしてトークイベントを開催します。
『絵はがきにされた少年』は、新聞記者として31年のキャリアをもつ藤原さんが、1995年から5年半にわたる南アフリカ滞在時に出会った中で、もっとも印象に残った人物たち11人をめぐるストーリーが綴られています。報道写真「ハゲワシと少女」でピュリッツァー賞を受賞するも、批判にさらされて自殺した写真家の真相を探った「あるカメラマンの死」。子供の頃にクリケットで遊んでいたところを撮られた写真が絵はがきになっていたことを11年後に偶然発見し、今やそれを家宝として飾っている老教師が私に問いかける「絵はがきにされた少年」。11の物語からは、いずれも単体の新聞記事というかたちでは伝えきれない複雑な様相や筆者の内面が浮かび上がってきます。そこで貫かれているのは、どうしたら他者を理解できるのか、どうしたら差別を無くすことができるのか、という藤原さんの思いです。
執筆時よりますます分断が進み、対話自体が成立しにくくなっている社会で、我々は答えのない問いにいかにして向き合うべきか。本イベントでは、希代の探検家である角幡さんに、ジャーナリストが書いたアフリカ本に切り込んでいただきながら、対話を深めていきます。
【出演者プロフィール】
藤原章生(ふじわら・あきお)
ジャーナリスト。1961年福島県いわき市生まれ、東京育ち。南アフリカ、メキシコ、イタリアに駐在。滞在国は72カ国で、うち64カ国について執筆。本書で2005年、開高健ノンフィクション賞受賞。主著に「ガルシア=マルケスに葬られた女」、「ギリシャ危機の真実」、「資本主義の『終わりの始まり』」。「湯川博士、原爆投下を知っていたのですか」。「答のない話をやさしく面白く」がモットー。
角幡唯介(かくはた・ゆうすけ)
1976年北海道生まれ。早稲田大学卒。新聞記者を経て、作家・探検家。 チベット奥地のツアンポー峡谷探検を記した「空白の五マイル」で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞等受賞。太陽の登らない冬の北極探検記「極夜行」でヤフーニュース・本屋大賞ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞を受賞。現在はグリーンランド北部で犬橇探検をおもに行う。近刊は「そこにある山」。
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