※本イベントは配信(リアルタイム+アーカイブ)と来店でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
「フリーア美術館」をご存知でしょうか?
米国ワシントンDCの中心部に位置するスミソニアン博物館群に属し、優れた日本美術を有する海外の美術館の中でも、俵屋宗達の「松島図屏風」や世界最大級の北斎の肉筆画コレクションをはじめとする屈指の名品を有することで知られています。
このコレクションを連邦政府に寄贈したのは、チャールズ・ラング・フリーアというひとりのアメリカ人でした。貧しい家庭から身を起こし、当時の鉄道建設ブームで活躍した実業家であったフリーアは、美術教育を一切受けていないにも関わらず、独自の審美眼で唯一無二のコレクションを築き上げていきます。
そして、その晩年に当時の合衆国大統領セオドア・ルーズベルトに談判し、アメリカ国民にアジアの文化を紹介することを目的とした美術館を設立します。こうして1923年に開館したフリーア美術館は、現在でも展示、映像、美術保存、ワークショップなどさまざまなかたちで日米文化交流の拠点となっています。
本屋B&Bでは初の日本語によるフリーアの評伝『日本美術の冒険者 チャールズ・ラング・フリーアの生涯』の発刊を記念したトークイベントを開催いたします!
今回のイベントでは、著者の中野明さんとアートブロガー青い日記帳の中村剛士さんとで、コレクターとしてのチャールズ・フリーアとフリーア美術館について存分に語っていただきます。
本書でも記されたアーネスト・フェノロサ、ジェームズ・マクニール・ホイッスラー、益田孝といった同時代の文化人との交流や彼らとの意外なエピソードもご紹介します。
どうぞお楽しみに!
【出演者プロフィール】
中野明(なかの・あきら)
ノンフィクション作家。1962年滋賀県生まれ。立命館大学文学部哲学科卒。
情報通信、経済経営、歴史文化の三分野で執筆を続ける。
著書に『流出した日本美術の至宝』『幻の五大美術館と明治の実業家たち』『グローブトロッター 世界漫遊家が歩いた明治ニッポン』『裸はいつから恥ずかしくなったか』『物語 財閥の歴史』など多数。
青い日記帳(あおいにっきちょう)
Takタケ)の愛称でブログ「青い日記帳」を主宰。休みの日には美術館・博物館へ通い、アートにまつわるさまざまな情報を毎日発信する美術ブロガーとして圧倒的な支持を得ている。美術にまつわる寄稿や出版物も多く手がけ、近著に「いちばんやさしい美術鑑賞」(ちくま新書)などがある。
青い日記帳ブログ:http://bluediary2.jugem.jp/
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【来店での参加につきまして】
・最大100名まで入る会場で、最大人数10名と絞りゆとりを持って設営しております
・来店での参加の際にはマスクの着用をお願いしております。
・店頭に消毒用のアルコールをご用意しておりますので入店の際にご協力をお願いいたします
・ドリンクの提供は中止しております
・来店チケットをご購入された方も配信でご覧いただけます。配信でのご視聴につきましては上記【配信での参加につきまして】をご確認ください。当日体調などに不安がある方はこちらをご利用ください
【配信での参加につきまして】
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからのご視聴が可能です
・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください
・配信はリアルタイムと2週間のアーカイブでご視聴いただけます。アーカイブでの視聴方法につきましては、イベント終了後にご案内いたします
・視聴は登録制です。1名分のチケットで複数人がご登録されている場合はご連絡もしくは配信の停止を行うことがございます。ご注意ください
・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください。
【書籍付き配信での参加につきまして】
・お客様のお名前を入れる、為書きはございません。ご了承ください
・書籍はイベント後、B&Bからの発送となります
・ご記入いただいた住所は、書籍発送以外の目的には使用しません
【キャンセルにつきまして】
・ご購入直後にイベント配信用のURLが送信される都合上、ご購入後のお客様都合によるキャンセルは承っておりません。何卒ご了承ください
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