※本イベントは配信もしくはアーカイブ視聴(2週間)でご参加いただけるイベントです。
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10年以上にわたり海外にルーツを持つ子どもたちの支援現場を運営してきたNPO法人青少年自立援助センターの田中宝紀さんが、初の単著となる『海外ルーツの子ども支援 言葉・文化・制度を超えて共生へ』を青弓社より上梓されました。
本書では、長年海外ルーツの子どもたちが直面し続けてきた言葉、文化制度、心の壁の現状と課題が、実践と政策の双方から田中さんの経験と視点を通してまとめられています。
今回、ゲストに作家の温又柔さんをむかえ、本書の刊行記念トークイベントを開催。
1万人以上の海外ルーツの子どもたちが、学校で日本語がわからないのに、何の支援も受けていない現状。
2万人の外国籍の子どもたちが、どこで、どんな教育を受けているのか。学校に通っているのかすら把握できていない実態。
これまで30年以上もの間“空白“となってきた海外ルーツの子どもへの支援。その間に何が起こり、今どのような事態を引き起こしているのか。これから30年の後に同じ事態を繰り返さない未来への希望を、いかに今の大人たちは実現していくことができるのか。
田中さんと温さんの対話から、共に考えて行きましょう。
ぜひご参加ください!
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【出演者プロフィール】
田中宝紀(たなか・いき)
NPO法人青少年自立援助センター 定住外国人支援事業部責任者。
1979年東京都生まれ。16才で単身フィリピンのハイスクールに留学。フィリピンの子ども支援NGOを経て2010年より現職。海外にルーツを持つ子どもたちのための専門家による教育支援事業『YSCグローバル・スクール』を運営する他、日本語を母語としない若者の自立就労支援に取り組む。日本語の壁、いじめ、貧困など、こうした子どもや若者が直面する課題を社会化するために積極的な情報発信を行っている。
Yahoo!ニュース個人オーサー、2021年度文部科学省「外国人学校の保健衛生環境に係る有識者会議」委員、「中央教育審議会」臨時委員(初等中等教育分科会)他。著書に初めての単著となる『海外ルーツの子ども支援 言葉・文化・制度を超えて共生へ』(2021年、青弓社)
温又柔(おん・ゆうじゅう)
1980年、台湾・台北生まれ。3歳のときから台湾人の両親とともに東京で暮らす。両親や親戚たちが話していた中国語や台湾語を織り込んだ「ニホン語」で小説・エッセイ等を執筆する。2016年、『台湾生まれ 日本語育ち』(白水社、のち白水Uブックス)で第64回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。20年、『魯肉飯のさえずり』(中央公論新社)で第37回織田作之助賞受賞。著書に、『真ん中の子どもたち』(集英社、2017)、『空港時光』(河出書房新社、2018)、『「国語」から旅立って』(新曜社、2019)、木村友祐との往復書簡『私とあなたのあいだ いま、この国で生きるということ』(明石書店、2020)など。
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【配信での参加につきまして】
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