※本イベントはオンライン配信または2週間の見逃し配信でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
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全国のハンセン病療養所で詠まれた短歌や俳句、川柳などを集めた書籍『訴歌 あなたはきっと橋を渡って来てくれる』 が、皓星社より出版されました。差別や偏見を受け、国の隔離政策によって日常を奪われた患者たちの様々な思いが込められた3300首が収録されています。
企画・編集をしたのは、編集者の阿部正子さん。6年前に三省堂を退職し、俳句・短歌の辞典づくりをする中で『ハンセン病文学全集』(皓星社)に収められた短歌や俳句、川柳に出会いました。同書の編集は、当時、皓星社に編集者として在籍していた故・能登恵美子さんが担いました。能登さんは、全国の療養所を回って千冊もの作品集を手に入れるために奔走しました。そんな彼女の遺志を継ぐように、同じく編集者の阿部さんが「全集」より作品を抜粋し、『訴歌』を編みました。
本書の刊行を記念してB&Bにてトークイベントを開催します。対談のお相手は、元ハンセン病患者の女性が偏見と向き合う姿を描いた小説『あん』の作者、ドリアン助川さん。当日は『訴歌』の中より、特に印象深かった句をお二人に詠んでいただくお時間もご用意しています。
是非ご参加ください。
【出演者プロフィール】
阿部正子あべ・まさこ、筆名・小暮正子)
1951年生まれ。編集者として三省堂在職中に農薬やがん治療・障がい者・薬害エイズ・誕生死等の単行本や、『てにをは辞典』『敬語のお辞典』『十七季』『五七語辞典』『ことばの花』 等以上、三省堂)を編集。退職後は編者として『てにをは俳句・短歌辞典』2020年)、共編で佛渕健悟・小暮正子編『俳句・短歌・川柳と共に味わう 猫の国語辞典』2016年)、女性建築技術者の会編著『夢みる昭和語』2017年)を出版。
ドリアン助川(どりあん・すけがわ)
1962年東京生まれ。明治学院大学国際学部教授。作家・歌手。早稲田大学第一文学部東洋哲学科卒。日本ペンクラブ常務理事。長野パラリンピック大会歌『旅立ちの時』作詞者。放送作家・海外取材記者を経て、1990年バンド「叫ぶ詩人の会」を結成。ラジオ深夜放送のパーソナリティとしても活躍。担当したニッポン放送系列『正義のラジオ・ジャンベルジャン』が放送文化基金賞を受賞。同バンド解散後、2000年からニューヨークに3年間滞在し、日米混成バンドでライブを繰り広げる。帰国後は明川哲也の第二筆名も交え、本格的に執筆を開始。著書多数。小説『あん』は河瀬直美監督により映画化され、2015年カンヌ国際映画祭のオープニングフィルムとなる。また小説そのものもフランス、イギリス、ドイツ、イタリアなど14言語に翻訳されている。2017年、小説『あん』がフランスの「DOMITYS文学賞」と「読者による文庫本大賞Le Prix des Lecteurs du Livre du Poche)の二冠を得る。2019年、『線量計と奥の細道』が「日本エッセイスト・クラブ賞」を受賞。
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