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24件の殺人容疑、うち9件が立件・起訴。第一審で死刑判決確定。正真正銘の連続殺人鬼が求めたのはたった一件の冤罪証明だった。
阿部サダヲ×岡田健史W主演『死刑にいたる病』は、注目の作家・櫛木理宇の最高傑作と謳われる同名小説を、『孤狼の血』シリーズ白石和彌監督が実写映画化。二転三転する真実、深まる謎―。驚愕のラストがあなたを待ち受ける。
この度『死刑にいたる病』の公開を記念して、白石監督、スタッフによる撮影の裏側トークを実施します。MCは映画ライターのSYO。この日はネタバレありのトークとなりますので、みなさまぜひ映画を劇場で観たうえでご参加ください!
1度目はラストの衝撃を味わい、本トークの後に2度目を”犯人目線“で観ると、さらに沼にハマること間違いなし!
聞きどころ満載の2時間をお楽しみに!
『死刑にいたる病』
5月6日(金)全国ロードショー
【STORY】
理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)の元にある日届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた稀代の連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)からのものだった。24件の殺人容疑で逮捕され、そのうちの9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は、犯行を行っていた当時、雅也の地元でパン屋を営んでおり、中学生だった雅也もよくそこに通っていた。「罪は認めるが、最後の事件は冤罪だ。犯人は他にいることを証明してほしい」。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を独自に調べ始める。そこには想像を超える残酷な事件の真相があった――
出演:阿部サダヲ 岡田健史
岩田剛典/宮﨑優 鈴木卓爾 佐藤玲 赤ペン瀧川 大下ヒロト 吉澤健 音尾琢真/中山美穂
監督:白石和彌
脚本:高田亮 原作:櫛木理宇「死刑にいたる病」(ハヤカワ文庫刊)
配給:クロックワークス
©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会
HP:siy-movie.com twitter:@SIYmovie
【出演者プロフィール】
白石和彌(しらいし・かずや)
1974年12月17日生まれ、北海道出身。95年に中村幻児監督主催の映像塾に参加。以後、若松孝二監督に師事し、行定勲監督や犬童一心監督などの作品にフリーの演出部として携わる。長編監督デビューとなった『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(10)は第14回釜山国際映画祭ほか海外映画祭に正式出品され注目を集めると、長編2作目となるノンフィクションベストセラーを映画化した『凶悪』(13)で、新藤兼人賞2013金賞をはじめ、第37回日本アカデミー賞優秀作品賞・脚本賞ほか各映画賞を席巻し一躍脚光を浴びる。16年には、現役警察官の有罪判決で世間を騒然とさせた稲葉事件をモチーフとした原作を映画化した『日本で一番悪い奴ら』やNetflixオリジナル作品「火花」、さらには日活ロマンポルノ45周年を記念し発足した「日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」第3弾『牝猫たち』を監督。翌17年に公開された『彼女がその名を知らない鳥たち』はトロント国際映画祭に正式出品され、日本でも第39回ヨコハマ映画祭監督賞、第60回ブルーリボン賞監督賞を受賞。18年には代表作の一つとなった『孤狼の血』を始めとして『サニー/32』『止められるか、俺たちを』等で日本の映画賞を席巻。19年には『凪待ち』ほかで芸術選奨文部科学大臣新人賞映画部門を受賞するなど、日本映画界を牽引する映画監督のひとり。
今村力(いまむら・つとむ)
1943年、横浜市出身。64年松竹に入社。翌年『霧の旗』( 山田洋次監督)で映画美術の世界に入る。67年東映へ。『網走番外地』『昭和残侠伝』 シリーズや実録もの映画の美術助手を多数務める。『それから』『夜叉』『魔の刻』(85)で第40回毎日映画コン クール美術賞を受賞。舞台「1945」(08、ロバート・A・アッカーマン演出) の美術で第16回読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞。『孤狼の血』(18)で第42回日本アカデミー賞最優秀美術賞を 受賞。日本を代表する美術監督として映画の仕事を中心に、CM・PV・ 舞台等の美術を手掛ける。白石監督の作品は本作『死刑にいたる病_』はもちろん、 長編デビュー作となった『ロストパラダイス・イン・トーキョー』 (10)以降、『凶悪』(13)『 彼女がその名を知らない鳥たち』(17)『孤狼の血』 シリーズなど多数の作品で美術を担当。白石組に欠かせないスタッフの一人。
加藤ひとみ(かとう・ひとみ)
1980年生まれ、愛知県出身。日本映画学校卒業後、アニメ制作会社・東京キッズに入社。編集者の今井剛に師事し、『世界の中心で、愛をさけぶ』など編集助手を担当する。2015年にフリーランスとして独立。白石和彌監督の作品は『ロスト・パラダイス・イン・トーキョー』(10)から全劇場公開作品の編集を担当している。その他の主な作品は『アブラクサスの祭』(10)、『しあわせのパン』(12)、『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』(14)、『のぞきめ』(16)、『少女』(16)、『わさび』(17)、『幼な子われらに生まれ』(17)、『ねことじいちゃん』(19)、『チア男子!!』(19)、『Red』(20)、『ソワレ』(20)など。
SYO(しょー)
1987年福井県生まれ。
東京学芸大学にて映像・演劇表現について学ぶ。大学卒業後、映画雑誌の編集プロダクション、映画WEBメディアでの勤務を経て、独立。映画・アニメ・ドラマを中心に、小説や漫画、音楽などエンタメ系全般のインタビュー、レビュー、コラム等を各メディアにて執筆。映画作品の推薦コメント・劇場パンフレットの寄稿や、トークイベント・映画情報番組への出演も行う。カフェ巡りと猫をこよなく愛する。
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