※本イベントはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
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会話的推意の理論や意図基盤意味論などによって知られ、言語哲学や語用論に大きな影響を与えたポール・グライス。しかしそのグライスが、心の哲学や理性論、形而上学といった広範な射程のもとで議論を展開していたことは、あまり知られていません。
3月に刊行された三木那由他さんの『グライス 理性の哲学』は、グライスの哲学の全体像を広く見渡したうえで、その哲学体系は「理性の哲学」である、と位置づけました。グライスの生涯とその理論を丁寧に紹介したうえで体系的に理解するという、世界的に見ても貴重な概説書です。
この『グライス 理性の哲学』の刊行を記念して、三木那由他さんと八重樫徹さんによるトークイベントを行います。フッサールの研究者である八重樫徹さんは、本書の議論を通して、グライスとフッサールには「理性の哲学者」として共通点があると感じられたとのこと。
あまり知られていなかったグライスの理性論や形而上学の話題を中心に、フッサールとの比較なども絡めつつ、お話しいただきます。
ご参加をお待ちしております。
【出演者プロフィール】
三木那由他(みき・なゆた)
哲学者。1985年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程指導認定退学。博士(文学)。現在は大阪大学大学院人文学研究科講師。専門は言語やコミュニケーションの哲学。著書に『話し手の意味の心理性と公共性』(勁草書房 2019)、『グライス 理性の哲学』(勁草書房 2022)、『言葉の展望台』(講談社 2022)、『会話を哲学する』(光文社新書 2022)、共訳書に『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか』(勁草書房 2020)がある。文芸誌『群像』(講談社)で「言葉の展望台」を連載中。
八重樫徹(やえがし・とおる)
哲学者。1982年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在は広島工業大学工学部准教授。専門は現象学、倫理学、感情の哲学、行為の哲学。著書に『フッサールにおける価値と実践』(水声社 2017)、共編著に『ワードマップ 現代現象学』(新曜社 2017)がある。
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