※本イベントはリアルタイム配信と見逃し視聴(1ヶ月)でご参加いただけるイベントです。詳細につきましてはページ下部をご確認ください。
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この度、満薗勇さんの新刊『消費者をケアする女性たち——「ヒーブ」たちと「女らしさ」の戦後史』が発売されました。
巷に多くあふれている「女性目線」でつくられた商品やサービス。じつはこれらの多くは、「ヒーブ」と呼ばれる人びとによって生み出されてきたもの。
本書の主人公である「ヒーブ」たちは、男女雇用機会均等法が制定される以前から企業で活躍した女性たちでした。彼女たちの多くは高学歴で、企業初の女性管理職へと出世したひとも少なくありません。しかし彼女たちはそこで「男並み」に働くのではなく、仕事も家庭も両立させ、生活者として見出した「ケア」の視点を企業にどんどん取り込んでいくのでした。
ケアを家族のなかだけで賄うと、仕事が満足にできない――そうした壁にぶつかった彼女たちは、自身の当事者性をもって「消費者をケアする」商品やサービスのアイデアを生み出していきました。
本書は彼女たちが歩んだ軌跡をもとに、その知られざる現代史を記述するものです。
この刊行を記念してトークイベントを開催します。
出演は、著者の満薗勇さん、ゲストには岩島史さんと小島庸平さんをお迎えします。
『消費者をケアする女性たち』に加え、岩島史さんによる『つくられる〈農村女性〉――戦後日本の農村女性政策とエンパワーメントの物語』(有志舎)と、小島庸平さんによる『サラ金の歴史――消費者金融と日本社会』(中央公論新社)の読解を通して、戦後日本と「輝く女性」や「女性活躍」をめぐる歴史を繙いていきます。
どうぞお楽しみに!
【出演者プロフィール】
満薗勇(みつぞの・いさむ)
1980年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、北海道大学大学院経済学研究院准教授。専攻は日本近現代史。著書に『日本型大衆消費社会への胎動』(東京大学出版会)、『商店街はいま必要なのか』(講談社現代新書)、『日本流通史』(有斐閣)、『消費者をケアする女性たち――「ヒーブ」たちと「女らしさ」の戦後史』(青土社)がある。
岩島史(いわしま・ふみ)
1985年生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(農学)。現在、京都大学大学院経済学研究科講師。専攻は、ジェンダー史・農業経済学。著書に『つくられる〈農村女性〉――戦後日本の農村女性政策とエンパワーメントの物語』(有志舎)がある。
小島庸平(こじま・ようへい)
1982年生まれ。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。博士(農学)。現在、東京大学大学院経済学研究科准教授。専攻は、日本経済史・比較経済史。著書に『大恐慌期における日本農村社会の再編成――労働・金融・土地とセイフティネット』(ナカニシヤ出版)、『サラ金の歴史――消費者金融と日本社会』(中公新書)がある。
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【配信参加について】
・開演時間の30分前よりオンライン開場いたします
・配信はZoomのウェビナー機能というサービスを使用いたします
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・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください
・リアルタイム配信と見逃し視聴(一部イベントを除く)でお楽しみいただけます。見逃し視聴につきましては、準備が出来次第、Peatixのメッセージ機能よりご案内いたします
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【書籍付きチケットについて】
・イベント関連書籍を、イベント配信チケットとセットで販売いたします
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・商品到着までお時間をいただく場合がございます。また発送は、本屋B&Bよりお送りさせていただきます
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【キャンセルについて】
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