2010年3月に日本を出発し、北米、南米、南極、中東、アフリカ、ユーラシアを旅したときのストーリーを、写真とともに紹介。
世界103の国と地域を巡る3年弱に及ぶ旅の途中には、さまざまな出会いがあり、日本では想像もできないような驚く世界がそこには広がっていた。
南米ボリビアで踊り子に恋をし、アマゾンでは川を一週間かけて下りシャーマンに会いに行く。民主化の嵐に荒れる激動のシリアを駆け抜け、秘密警察に拘束され、エチオピア奥地では未開の民族の神聖なる儀式に遭遇。南スーダン独立の瞬間に立ち会い、東チベットで出会った心優しき青年と冷酷な暴力の瞬間など。
「生きる」とはどういうことなのか。旅する意味とは。実際に自分の足で旅をし、その目で見て来た旅人しか語ることのできないいま現在のリアルな世界を語ります。
竹沢うるまメッセージ
「世界は広い。僕らが思うよりも遙かに大きく、そして深い。それは僕が世界を旅してきたなかで感じた、一番大切なことです。世界の広さは大地の多様さで、深さは人の心の奥深さです。そのふたつが交わる瞬間、風景は火花が飛び散るように激しく輝き始めます。その瞬間は、大地も人も、まさに生きていました。僕はそれを求めて旅を続けてきました。そこには多くの出会い、別れがあり、ストーリーがあります。それを多くの人に届けたいと思っています。写真とストーリーに触れて、世界の広さに感じてもらえれば幸いです」。
【竹沢うるま】
1977 年生まれ。写真家。
「うるま」とは沖縄の方言でサンゴに囲まれた島の意。
雑誌「ダイビングワールド」のスタッフフォトグラファーを経て、2005年独立。
雑誌、広告の分野で活躍し、これまで訪れた国と地域は135を超す。
「大地と人の繋がり」を求めて世界中の国々を旅する写真家。
2010年3月、世界一周の旅に出発。北米、南米、アフリカ、ユーラシアを巡り、昨年末、1021日にわたる旅を終え、無事帰国。
その旅の記録をまとめた写真集「Walkabout」(小学館)が2013年8月1日に発売。同時に、全国6カ所での写真展開催が決定。
公式サイトhttp://www.uruma-photo.com
【著作物】
写真集「URUMA –okinawa graphic booklet-」(マリン企画)
写真集「Tio’s Island」共著:池澤夏樹(小学館)
写真集「Walkabout」(小学館)
【個展暦】
2005年「TWILIGHT ISLAND」(DIGZ原宿)
2007年「Rainbow’s End」(Palau Pacific Resort)
2007年「URUMA -日本の異次元空間を旅する-」(丸善・丸の内本店)
2008年「Tahiti ~タンガロアが創った島々~」(PENTAX FORUM)
2008年「Tio’s Island」(大手町カフェ)
2009年「Tio’s Island ~南の島のティオの世界~」(KONICA MINOLTA PLAZA)
2010年「Tio’s Island」(福岡天神IMS)
2013/08/10 Sat -
「Walkabout」刊行記念トークイベント竹沢うるま世界103カ国を巡る写真のストーリー
- 07/01 Tue 吉見俊哉×若林幹夫
「建築と出来事」
『このとき、夜のはずれで、サイレンが鳴った』(岩波書店)
『ダイアローグ〈危機〉の時代の長谷川逸子・原広司・伊東豊雄』(millegraph)W刊行記念 - 07/02 Wed 豊﨑由美×木下眞穂
第93回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念