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高橋宗正×山内悠×クロダミサト「写真家の存在意義2013」

高橋宗正×山内悠×クロダミサト「写真家の存在意義2013」

今では誰でもカメラを持ち歩き、日々気になったものを気軽に撮ることができます。昔はブラックボックスとして機能していた、フィルムや現像やプリント作業も、ほとんどデジカメとパソコンに取って代わられました。技術的な神秘性はだいぶ薄くなりました。

写真家ってのはざっくり定義しますと、対象と深く向き合って撮影し、それを作品としていく人たちのことです。でも、それだけでいいんでしょうか?

これだけ誰でも写真が撮れるのに、わざわざ写真家と名乗るのには何か理由があるはずです。それじゃあ一度、写真家の存在意義について同世代でしっかり話し合ってみようというのがこのイベントの趣旨です。

ゲストは山内悠とクロダミサトです。富士山とヌードという明確な被写体をもつ二人と一緒に話すことで見えてくるものがあるはずです。ただキレイだから撮ってみた、というのとは全然違った答えが返ってくるはずです。

ぼく自身は、東日本大震災後に津波に流された写真を洗浄して持ち主に返していく活動を通じて変わっていった、写真に対する考え方も含めて話したいと思います。

写真家はもっと自分のやっていることに対して、ひねっていない素直な言葉で伝えていくべきなんだと、今のぼくは思っています。本当に意味があるならね。

高橋宗正

出演者高橋宗正
山内悠
クロダミサト

出版社

開催日時

15:00~17:00 (14:30開場)

開催場所

本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料

1500yen + 1 drink order