
心がちっともときめかない/
空は青いにきまっている/
子どもの目玉を私にください/
大人のカラダをあげるから
いいことも いやなことも 私の人生を 織りあげる糸
詩人・谷郁雄と写真家・青山裕企によるコラボレーション第3弾『フラッシュバック』が9月中旬に刊行されます。
学校を卒業した若い女性のある日常を、仮想的妄想によって再現します。落ち込む→気が狂う→奇行に走る──現実にはけっして日の目を見ない、恋愛感情と生理的な衝動と役割期待への反逆に翻弄されるファンタジーです。この幻想は、そして、男性にも女性にも共有される、もう一つの行動規範(教科書)の表現でもあります。装幀は博報堂の若いクリエイター・竹内佐織さん。
著者からのメッセージ:谷郁雄さん
『フラッシュバック』は、ぼくと青山裕企さんのコラボ第3弾です。これは女性に対する男の勝手な妄想表現ですが、同時に、「子どもの目玉」で夢見たファンタジーでもあります。今回の青山さんの写真には小さな奇跡と言っていいような輝きがあります。ぼくの詩にも同じ輝きがあるといいなと願っています。なんと言っても、今回は青山さんとの初トークなので、互いの創作秘話や異性への思いなど、ぶっちゃけトークをしてみたい。『フラッシュバック』にモデルとして登場いただいた瀬戸千明さんによる詩の朗読タイムもお楽しみに!
谷郁雄(たに・いくお)
1955年三重県生まれ。同志社大学文学部英文学科中退。大学在学中より詩作を始める。90年『死の色も少しだけ』で詩人デビュー。93年『マンハッタンの夕焼け』がBunkamuraドゥマゴ文学賞最終候補作に。詩集に『自分にふさわしい場所』(写真・ホンマタカシ)、『思春期』(写真・青山裕企)、『無用のかがやき』(写真・リリー・フランキー)、『透明人間⇆再出発』(写真・青山裕企)、『行きと帰り』(写真・本城直季)、『未来への旅を続けよう』(画・さげさかのりこ)ほか多数。エッセイ集に『谷郁雄エッセイ集 日々はそれでも輝いて』など。
青山裕企(あおやま・ゆうき)
1978年愛知県生まれ。筑波大学人間学類心理学専攻卒業。2007年キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。主な著書に『ソラリーマン』『スクールガール・コンプレックス』『絶対領域』『吉高由里子 UWAKI』『ガールズフォトの撮り方』『僕は写真の楽しさを全力で伝えたい!』『〈彼女〉の撮り方』など。主な連載に『週刊SPA!(SKE48謎解きParts)』『cakes(彼女写真 青山裕企 meets 美少女図鑑)』『集英社 アオハルオンライン』など。写真集を原作とした映画『スクールガール・コンプレックス~放送部篇~』が公開。
2013/09/11 Wed -
谷郁雄✕青山裕企 「子どもの目玉」で「大人のカラダ」を眺めると『フラッシュバック』(朝日出版社)刊行記念
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「平成から令和、未来について1990年代-2020年代」
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第98回「読んでいいとも! ガイブンの輪」