岡山県の山間の町・勝山で店を営む「パン屋タルマーリー」が、本を出しました。
渡邉格『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』(講談社)。
「パン屋タルマーリー」は、店主で職人を束ねる格(イタル)さんと、女将の麻里子(マリコ)さんが、夫婦二人三脚、一心同体で営むパン屋です。
ふたりが大切にするのは、自然の素材と天然の「菌」にこだわり、手間ひまかけて、思いを込めて、丁寧にパンをつくること。その優しくも力強いパンは、勝山の近隣だけでなく、全国の人の心をがっしり捕まえています。今日は、普段は勝山まで行かないと会えない「パン屋タルマーリー」夫妻が、ここB&Bにやってきます。
話題は盛りだくさん。
本に込めた思い、パン屋になるまでの道のり、とことん「菌」にこだわる「菌本位制」のパンづくり、「菌」に学ぶ子育てや後進育成の話、マルクスやエンデから学んだという経営のあり方と、それを支える経済観など…。
世田谷育ちの女将のマリさんにとって、下北沢は青春時代を過ごした思い出の場所。「田舎のパン屋」が「都会」のふるさとに戻り、「田舎」で暮らす豊かさについても語ります。
なお、当日は、酵母(酒種)でつくったスコーンのおみやげと、個数には限りがありますが、店内でパンの販売も行います。パンを食べてみたいという方も、ふるってご参加ください!
2013/10/20 Sun -
パン職人・渡邉格×女将・渡邉麻里子 「Book&Beer &Bread! パン屋タルマーリー夫妻、パンと経済を語る」 『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』刊行記念
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「遠まわりをした老舗家業の働き方」
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「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
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「自分のことってどう書けばいいのか? 」
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“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
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「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念