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光嶋裕介×内沼晋太郎「掛け算する場所 ~世界でみつけた“自然に ひとが集まる”ところ」

光嶋裕介×内沼晋太郎「掛け算する場所 ~世界でみつけた“自然に ひとが集まる”ところ」

カンポ・ディ・フィオーリ――ローマいち賑わうこの広場では、朝は青空市場が開かれ、夜はパブが立ち並ぶ。現地のひとにも、観光客にも人気のスポットだ。
「キーワードは『掛け算』なんですよ」
32歳で“内田樹邸”兼“道場”兼“寺子屋”兼“能舞台”「凱風館」を設計した建築家・光嶋裕介は言う。元来、畳の部屋に布団を敷き、朝になったらちゃぶ台を出して食卓を囲んできた日本人にはおなじみの「同一空間の活かし方」。さらに、そこに意外な要素が掛け合わされることによって魅力が倍増する……ここ、「本屋B&B」もそれは同じ。オープンから一年ちょっと毎日店を開けてきた内沼晋太郎が抱く確信と合わせてふたりが語る「求心力」のある店/街/家の作り方。

光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
建築家。東京、目黒区在住。1979年、米ニュージャージー州生まれ。早稲田大学理工学部建築科で石山修武に師事。大学院修了後、独ベルリンの建築事務所に4年間勤務。2008年に帰国し光嶋裕介建築設計事務所を主宰。2010年、思想家・内田樹氏の自宅兼道場(合気道)である凱風館を設計。SDレビュー2011入選。2012年6月、レッドブルジャパン本社オフィスの内装を担当。「社内を”RedbullTown”に見立てた路地や縁側まで内包する新しいオープンオフィスのかたち」を提案。2010年より桑沢デザイン研究所、2011年から2012年まで日本大学短期大学部にて非常勤講師を務める。さらに2012年からは首都大学東京・都市環境学部に助教として勤務中。著書に『みんなの家。~建築家1年生の初仕事~』『幻想都市風景』と、9月5日に出たばかりの新刊『建築武者修行―放課後のベルリン』がある。

内沼晋太郎(うちぬま・しんたろう)
1980年生まれ。numabooks代表。ブック・コーディネイター、クリエイティブ・ディレクター。2012年7月、下北沢に本屋「B&B」を、博報堂ケトルと協業で開業。読書用品ブランド「BIBLIOPHILIC」プロデューサー、これからの執筆・編集・出版に携わる人のサイト「DOTPLACE」編集長などもつとめる。著書に『本の未来をつくる仕事/仕事の未来をつくる本』(朝日新聞出版)。近刊『本の逆襲』(朝日出版社アイデアインク)が11月に発売予定。


出演者光嶋裕介
内沼晋太郎

出版社

開催日時

20:00~22:00 (19:30開場)

開催場所

本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料

1500yen + 1 drink order