今も熱狂的なファンを持つNHK 朝の連続ドラマ「あまちゃん」。
放送終了後半年が過ぎましたが、その熱狂の余韻は醒めません。
今回のトークショーは、「あまちゃん」好きを自負するルポライター、文芸評論家、聖地巡礼プロデューサーがそれぞれのフィールドから、「あまちゃん」への思い、そして、ドラマを通して見る東北の今について語ります。
ルポライター山川氏は、震災直後から現在まで被災地に通い、震災で住居や職を失った人々、震災を機にAV 女優になった女性達、震災を苦に自殺する人々など、常に被災者の目線に立ったルポを発表し続けてきました。
一方、文芸評論家の佐藤氏は、岩手県出身者として宮澤賢治を論じ続け、
聖地巡礼プロデューサーの柿崎氏は、舞台となった久慈市に聖地巡礼を続けています。
それぞれのフィールドから見る「あまちゃん」のすごさとは――。
*ご来場の方には、2012年3月に発売された世界のクリエイター
による東北復興支援イラスト集『MagnitudeZERO』をもれなくプレゼント致します。
入場料からお一人さまあたり200円を現地で活動を続ける団体に寄付致しまして、後日、FaceBook上で報告させて頂きます。
https://www.facebook.com/MagnitudeZERO
出演
・山川徹 フリーライター
山形県出身。東北学院大学在学中より『別冊東北学』(作品社)の編集に携わり、フリーランスとして執筆活動を開始。震災以前から三陸沿岸の漁業や捕鯨文化などを取材。著書に『捕るか、護るか!? クジラの問題』『東北魂~ぼくの震災救援取材日記』『それでも彼女は生きていく 3.11をきっかけにAV女優となった7人の女の子』など。2014年3月4日発売週刊朝日において「震災関連死」についてのルポを発表。
・佐藤康智 文芸評論家
岩手県出身。2003年「『奇蹟』の一角」で第46回群像新人文学賞評論部門受賞。以後、宮澤賢治、中上健次などを中心に文芸評論を執筆。「読売新聞」「群像」「すばる」などに寄稿。
・柿崎俊道 編集者・聖地巡礼プロデューサー・カメラマン
「月刊アニメージュ」、スタジオジブリなどで編集・執筆に携わった後、独立。代表作に書籍『聖地巡礼アニメ・マンガ12ヶ所めぐり』。コンテンツツーリズムとして注目される「聖地巡礼」現象を日本で初めて本にした。現在では、『らき☆すた』等で知られる埼玉県をはじめ、各地でアニメやマンガによる地域活性化プランニングを手掛けている。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2014/05/01 Thu -
山川徹×佐藤康智×柿崎俊道東北復興支援連続トークショー学校では教えてくれない教養の話 Vol.2「震災とあまちゃん」
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念