濱田岳さんが初めて英語劇に挑戦した映画『サケボム』の公開(5月24日、新宿シネマカリテ)を記念し、本作のメガホンをとったサキノジュンヤ監督が緊急来日。サキノ監督は、岩井俊二監督や紀里谷和明監督の海外進出をアシスタントとして支えるなどハリウッドを拠点に活躍する新鋭です。本作は監督にとって満を持しての長編デビュー作となり、世界の映画界が注目するSXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)映画祭でのワールドプレミアをはじめ、海外映画祭を席巻しました。
対談相手は、近年では『希望の国』のプロデューサーとして国際ファイナンス及び海外展開戦略を担い、『サケボム』のエグゼクティブ・プロデューサーも務める汐巻裕子さん。『サケボム』での撮影秘話なども交えながら、作り手と売り手、異なる立場から“クリエイターにとって海外を主戦場にすることのメリット、デメリット”を語っていただきます。
日本に比べてアメリカの制作環境ってどうなの? 気になるお金の問題は?映画業界はもちろん、海外でのモノづくりを志すすべての人にとって、目からウロコのトークになること間違いナシです!
サキノジュンヤ
広島県生まれ。2000年、映画留学を目的に渡米。ロサンゼルスを拠点に映画、コマーシャルを多くプロデュース、演出。2006年、脚本・監督を手がけた短編映画「Orizuru/オリヅル」は世界中の映画祭で作品賞や観客賞を受賞し注目を集める。その後、ナイキ、アップル、ユニクロなどのCMやTVシリーズ「マッドメン」のジョン・ハム主演『Stolen』(09)などに参加。また、US進出を果たした岩井俊二監督の『ヴァンパイア』(11)やプロデュース作品『ハルフウェイ』(08)『バンデイジ』(09)などに携わる。また、紀里谷和明監督が代表を務めるプロダクションKIRIYA PICTURESに所属し、最新作『The Last Knights』にも参加するなど、絶大な信頼を寄せられている。
汐巻裕子
クズイエンタープライズ国際部、パルコ/シネクイント創設期より番組編成、配給&PRを担当、スタイルジャム国際部を経て、2009年6月、株式会社ピクチャーズデプトを設立。劇場配給宣伝、邦画の海外セールス、フジテレビ「ゲームセンターCX」の海外戦略を手がけるほか、海外共同製作作品を企画プロデュース。2011年、カンヌ国際映画祭<監督週間>部門に選出された園子温監督『恋の罪』の海外戦略プロデュース、2012年、園子温監督『希望の国』のプロデューサーとして、主に国際ファイナンス及び海外展開戦略を担う。同作はトロント国際映画祭へ正式出品され、「NETPAC最優秀アジア映画賞」を受賞。同年5月、カンヌ国際映画祭・プロデューサーネットワークにゲストスピーカーとして招待されるなど、海外セールス、国際共同製作の分野において積極的に展開している。
『サケボム』公式サイトはこちら
http://sake-bomb.com
ピクチャーズデプト公式サイト
http://picturesdept.com/jp
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2014/05/09 Fri -
サキノジュンヤ×汐巻裕子「アメリカで夢をつかむ方法、 教えます」映画『サケボム』公開記念
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念