翻訳や詩、エッセイなど、ことばの世界を横断しながら活躍する二人の書き手がことし、それぞれに最新詩集を刊行しました。
これを記念して、真夏の夜のトークイベントを開催します!
――J・M・クッツェーの自伝的三部作『サマータイム、青年時代、少年時代──辺境からの三つの〈自伝〉』(インスクリプト)を翻訳するプロセスで、みずからの記憶とことばの再検討を促されたというくぼたのぞみさんは、
サンドラ・シスネロス『マンゴー通り、ときどきさよなら』やチママンダ・アディーチェ『半分のぼった黄色い太陽』(河出書房新社)の翻訳者でもあり、詩人でもあり、第四詩集『記憶のゆきを踏んで』(水牛/インスクリプト)を出したばかり。
――『地上の飯』(平凡社)『日本語に生まれて』(岩波書店)『dress after dress』(平凡社)と、軽妙な語り口の奥に深い文化観察の視点がきらりと光る、痛快エッセイを立て続けに出してきた中村和恵さんはまた、
アール・ラヴレイス『ドラゴンは踊れない』(みすず書房)の翻訳者でもあり、詩人でもあり、第二詩集『天気予報』(紫陽社)を出したばかり。
当日は、詩の朗読や、翻訳と言語の関係、翻訳と旅の裏話など、楽しく自由におしゃべりしていただきます。
中村さんは、「三種のパフォーマンス・ポエトリーを試み、失敗して転んでも笑ってはいただくつもり」とのこと!
2人の共通点は旧植民地北海道の出身であること。
なにが飛び出すかわからない、スリリングな夜のひとときを、ビール片手に、ごいっしょに!
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2014/08/03 Sun -
くぼたのぞみ×中村和恵 「こぼれ落ちることばたち~翻訳をして、詩を書いて」 『記憶のゆきを踏んで』『天気予報』刊行記念
- 03/27 Mon 長島有里枝×酒井順子
「関係性を綴りつづけるということ」
『テント日記/「縫うこと、着ること、語ること。」日記』(白水社)
『こんな大人になりました』(集英社)W刊行記念 - 03/29 Wed 湯浅学×安齋肇×戌井昭人
「カセットに記録された『人生』を聞く」
『ライク・ア・ローリングカセット カセットテープと私 インタビューズ61』(小学館)刊行記念 - 03/31 Fri 坪口昌恭×伊藤ゴロー
「リアルで体験、『神曲のツボ』!」vol.3
『神曲のツボ!「カッコいい」の構造分析』(アルテスパブリッシング)刊行記念 - 04/01 Sat 黒川創×沼野恭子×沼野充義
「世界文学とロシア・ウクライナ」
『世界を文学でどう描けるか』(図書出版みぎわ)刊行記念 - 04/08 Sat 横山北斗×雨宮処凛
「学校で教えてほしかった社会保障――ピンチを切り抜けるノウハウを知ろう!」
『15歳からの社会保障』(日本評論社)
『学校では教えてくれない生活保護』(河出書房新社)W刊行記念 - 04/13 Thu 横道誠×廣岡孝弥
〜韓国ドラマファンクラブ活動〜
「自閉スペクトラム症の当事者と韓国文学翻訳者が語る『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』」 - 04/14 Fri 松澤茂信×村田あやこ×今井夕華×八馬智×上原将太
「いつものまちを“別視点”で見る方法」
『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』(学芸出版社)刊行記念 - 04/15 Sat 鈴木みのり×竹中夏海×和田彩花
「歌って、踊って、演じて、表現するアイドルのための健康とジェンダー」
『エトセトラ VOL.8』(エトセトラブックス)刊行記念 - 04/17 Mon ひらりさ×藤谷千明
「それでもオタク女をやっていく……のか?」
『それでも女をやっていく』(ワニブックス)
『オタク女子が、4人で暮らしてみたら。』(幻冬舎)W刊行記念 - 04/18 Tue 小川公代×伊藤亜紗
「私たちの時代の感受性について考える」
『感受性とジェンダー』(水声社)
『ケアする惑星』(講談社)W刊行記念 - 04/19 Wed 三浦しをん×ジェーン・スー
「我々は『好き』に突き動かされ今日も生きる」
『好きになってしまいました。』(大和書房)
『闘いの庭 咲く女 彼女がそこにいる理由』(文藝春秋)刊行記念 - 04/21 Fri イナガキヤスト×塚崎秀雄
「写真で表現者になるには」
『ぼくたちの大切な時間』(KADOKAWA)
『名画から学ぶ 写真の見方・撮り方』(翔泳社)W刊行記念 - 04/23 Sun 柊サナカ×村上仁一
「本とカメラと写真と」
『天国からの宅配便 あの人からの贈り物』(双葉社)刊行記念 - 04/24 Mon 関口洋平×河野真太郎
「『イクメン』じゃダメなの? 新自由主義とケア」
『「イクメン」を疑え!』(集英社)刊行記念 - 04/27 Thu 関口竜平×内沼晋太郎
「独立書店を開業した私たちがみる「本屋の未来」〜本屋lighthouseという挑戦」
『ユートピアとしての本屋』(大月書店)刊行記念