2000年に『スピリッツ増刊』として始まり、2003年に月刊化、約14年にわたり多くの読者に愛されてきた『月刊IKKI』(小学館)が、2014年11月号をもって休刊することが発表されました。
“コミックは未だ黎明期である”というテーマのもと、まだ出会ったことのない、新しくて面白い漫画を届け続けてきてくれた本誌では、漫画家の西島大介さんも、ベトナム戦争を舞台にした漫画『ディエンビエンフー』を連載してきました。
11巻は10月10日に刊行が決定しているものの、続きを描く本誌は休刊。しかし西島さんは、こう語ります。
——『ディエンビエンフー』は戦争と同じで、雑誌が終わってもそう簡単に撤退できない。
そこで今回B&Bでは、西島大介さんと、『月刊IKKI』編集長・湯浅生史さん、そしてブックデザイナーの柳谷志有さんをお迎えし、漫画誌の過渡期と、それでも続く作品について、これからの漫画家のサバイブ術についてお伺いしていきます。
新刊発売のタイミングに関わらず、グッズを作ってサイン会ツアーを開催したり、漫画執筆に並行して画集やEPなどの制作を精力的に行っている、西島さん独自の創作姿勢についても迫ります。
どうぞお楽しみに!
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