「自由業は40歳越えたら鬱になる」という言葉にはじまり、編集家・竹熊健太郎氏がツイッターで唱えた「フリーランスライターに立ちはだかる40歳の壁」論が話題になったのは記憶に新しいです。これに対し「身につまされる思いだ……」と反応するベテランたちや、「40になったら仕事なくなるのかよ!」と危機感を抱いた若手は数知れず……。
しかしながらそれ以前に、そもそもフリーランスとして生きていくこと自体が茨の道。40歳どころか、今日を生きていくため目の前の仕事と向かい合っている若手ライターがほとんどです。また、紙媒体の減少によって多くのライターの執筆の場がネットへと移行し、求められる技術も変わってきている……。変化の激しいライターの世界で活躍し続けるにはどうしたらよいのか、若手必聴の内容を4人が語ります!
<プロフィール>
斎藤哲也(さいとう・てつや)
1971年生まれ。編集者・ライター。哲学、思想、書評、学参などがメインの分野。『大人力検定』(石原壮一郎・文藝春秋)、『現代思想入門』(仲正昌樹ほか・PHP)などを編集。取材&構成ライターとしては『おとなの教養』(池上彰・NHK出版新書)、『知の読書術』(佐藤優・集英社インターナショナル)ほか多数の本を手がける。著書・共著に『読解
評論文キーワード』(筑摩書房)、『使える新書』(WAVE出版)など。TBSラジオ「文化系トークラジオ Life」に出演中。
大山くまお(おおやま・くまお)
ライター・編集。映画、音楽、アニメ、書籍、プロ野球、名言など、カルチャー全般についてのインタビュー、執筆などを行う。著書に『名言力 人生を変えるためのすごい言葉』(ソフトバンク新書)、『野原ひろしの名言 「クレヨンしんちゃん」に学ぶ幸せの作り方』(双葉社)、『中日ドラゴンズあるある』(TOブックス)など。共著に『バンド臨終図巻』(河出書房新社)、『アニメーション監督 出崎統の世界』(同)など。
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速水健朗(はやみず・けんろう)
石川県金沢市出身。 パソコン雑誌の編集を経て、2001年よりフリーランスとして、雑誌や書籍の企画、編集、執筆などを行う。主な分野は、メディア論、20世紀消費社会研究、都市論、ポピュラー音楽など。著書に『ケータイ小説的。–“再ヤンキー化”時代の少女たち』(原書房)、『ラーメンと愛国』(講談社現代新書)、『1995年』(ちくま新書)、『フード左翼とフード右翼』(朝日新書)など。2012〜2013年にかけてNHK総合『NEWS WEB 24』レギュラー出演。TBSラジオの「文化系トークラジオLIFE」 にレギュラー出演中。
大西奈己(おおにし・なみ)
書籍編集者。原書房編集部勤務。文化史、文化論、宗教学を中心に、節操なくいろいろな本をつくっています。編集を担当した本は『ケータイ小説的。』『ギャルと不思議ちゃん論』『ジャニ研!』『ディズニーの隣の風景』『石原慎太郎を読んでみた』『おじさんの哲学』(すべて原書房)など。
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