それは2012年。冬の北軽井沢、谷川山荘でうまれた物語。
“夢で行くのは 雪の国
夢で生まれる 真っ白な恋
真っ赤なリンゴを二人でかじって
エデンの園から逃げ出そう♪”
60年以上前の詩から書き下ろしまで、詩人・谷川俊太郎による美しい冬の詩。
白雪姫に扮するは、注目の若手女優・小松菜奈。
スタイリスト・谷川夢佳の魔法がかかり、
きらめくもかなしげな瞬間を捉えたtsukaoの写真。
そして2年の時がすぎ、夢の共演を味わえる写真詩集『雪の国の白雪姫』がついに刊行。
大島依提亜の装丁で、さらに豪華な一冊となりました。
今回のトークでは、本が出来るまでのさまざまなエピソードや北軽井沢山荘の思い出などを、
特典映像の映写も交えながら、制作者たちが語ります。
聞き手は荻窪・6次元のナカムラクニオ。
まもなく訪れる東京の冬本番、この一冊の物語とともに迎えませんか?
<プロフィール>
谷川俊太郎 (詩人)
1931年生まれ。都立豊多摩高校卒。1952年、第一詩集『二十億光年の孤独』出版。以後詩、エッセー、脚本、翻訳などの分野で文筆を業として今日にいたる。詩集に『21』『落首九十九』『ことばあそびうた』『定義』『みみをすます』『はだか』『世間知ラズ』など、エッセー集に『散文』『ひとり暮らし』など、絵本に『わたし』『ともだち』『もこ もこもこ』などがある。近刊は『私』『詩の本』『ぼくはぼく』『写真』など。
tsukao (フォトグラファー)
神戸大学卒業後、菅原一剛氏に師事。2006年独立。広告、音楽、雑誌など幅広く活動。著書に『東京空気公園』(主婦の友社)『うたかた まんがで読む谷川俊太郎』(プレビジョン/角川)など。『〈どこかの森〉のアリス』(LD&K)では写真と映像を担当。海外を旅しながら撮る作品も多い。宝物探しのように、愛すべき瞬間を撮って集めている。
谷川夢佳(スタイリスト)
1991年生まれ。書籍、CM、CDジャケットなどの分野で活動。2010年アクセサリーブランド「Yumeka」を立ち上げる。写真詩集『〈どこかの森〉のアリス』(LD&K)では企画とスタイリングを担当。ウェブや雑誌のコラム連載、絵本のテキストを執筆するなど、文筆家としても活動中。
ナカムラクニオ(6次元店主/映像ディレクター)
1971年生まれ。荻窪にあるブックカフェ「6次元」店主。フリーランスで美術や旅番組などのディレクターとして番組制作に携わり、これまでに訪れた国は40ヵ国以上。趣味は、世界の本屋さんとカフェ巡り、古文字収集、うつわの金継ぎ。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2014/12/04 Thu -
谷川俊太郎×tsukao×谷川夢佳×ナカムラクニオ 「雪はつめたかない ~谷川山荘から冬のおくりもの~」 『雪の国の白雪姫』(パルコ出版)刊行記念
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念