戦後から現在までのニッポンのサブカルチャーの変遷を辿った歴史番組、
NHK Eテレ「ニッポン戦後サブカルチャー史」(O.A. 8月1日~10月3日/全10回)。
各回大きな反響を集めた同番組が、10月に書籍化されました。
同書の刊行を記念して、番組のナビゲーターをつとめた宮沢章夫さんによる“特別補講”を開催します。
今回の特別補講のテーマは、「放送中、放送後のさらなる発見」。
聴く人をときに大きな笑いの渦へ、ときに刺激的な思考の旅へと誘う、宮沢流「サブカルチャー論」。
その洒脱な語り口を心ゆくまで味わえる一夜です。
どうぞおたのしみに!
《プロフィール》
宮沢章夫(みやざわ・あきお)
劇作家・演出家・作家。1956年12月9日生まれ。
80年代半ばに竹中直人、いとうせいこうらとともに、「ラジカル・ガジベリビンバ・システム」を開始。
その作・演出をすべて手がける。90年、作品ごとに俳優を集めて上演するスタイルの演劇集団「遊園地再生事業団」の活動を開始し、
『ヒネミ』(92年)で、第37回岸田國士戯曲賞受賞。
2005~2013年まで、早稲田大学文学学術院文化構想学部教授も務める。
主な著書に『サーチエンジン・システムクラッシュ』(文藝春秋)、
『ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第三集』(新潮社)、
『時間のかかる読書─横光利一『機械』を巡る素晴らしきぐずぐず』(河出書房新社、2010年伊藤整賞受賞)、
『東京大学「80年代地下文化論」講義』(白夜ライブラリー)などがある。
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