中原昌也さんの最新刊『知的生き方教室』が、11月23日に文藝春秋から刊行されました。
狂ったこの世界の「正論」に向け、知性と潔癖さに裏打ちされた呪詛の言葉を速射砲のように浴びせまくる本書は、中原さんが初めて世に問う長編小説です。
今回のイベントでは、対談のお相手に高橋源一郎さんをお迎えしてトークをお送りいたします。
中原さんのデビュー当時から、その作品を高く評価してきた高橋源一郎さん。ひとりで選考にあたったドゥ・マゴ文学賞では、『中原昌也作業日誌2004‐2007』に授賞し、「文學界」で長期にわたって連載してきた文芸／社会評論「ニッポンの小説」をまとめた『ニッポンの小説』『さよなら、ニッポン』では、しばしば中原作品に言及しています。
そして12月11日には、「ニッポンの小説」の完結巻『「あの戦争」から「この戦争」へ』も刊行されます。
文学の意義を問い続ける高橋さんが、最新型の中原作品『知的生き方教室』を読み解く刺激的な時間。
どうぞおたのしみに！
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