島田虎之介さんの最新作『九月十月』が、小学館より好評発売中です。
前作『ダニー・ボーイ』(青林工藝舎刊)から5年、手塚治虫文化賞新生賞受賞作家である島田さんが、満を持して放った意欲作『九月十月』。
必要最小限のセリフと、説明を省き削ぎ落とされた描写が印象的な本作は、小津安二郎の「東京物語」的な家族の話を彷彿とさせ、映画的、文学的でありながらも、マンガ表現のひとつの到達点ともいえます。
今回B&Bでは、対談のお相手に小説家の長嶋有さんをお招きし、トークイベントを開催します。
かねてから長嶋作品のファンだったという島田さん。
お二人は、アックス57号「島田虎之介特集」巻頭ロング対談をきっかけに親交を深め、長嶋さんの作家デビュー10周年記念で刊行された『長嶋有漫画化計画』では、島田さんが長嶋さんの作品をマンガ化するという、素敵なコラボレーションも果たしています。
「ブルボン小林」の名義で、マンガコラムニストとしても活躍する長嶋さんは、島田さんの最新作『九月十月』をどう読むか。
どうぞおたのしみに!
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。