こちらを表示中:

赤阪友昭×小島ケイタニーラブ「星の神様と宿の神〜月を巡る旅のお話 vol. 06」

赤阪友昭×小島ケイタニーラブ「星の神様と宿の神〜月を巡る旅のお話 vol. 06」





夜は、神様がお出ましになる時間だと言われています。とくに、月が姿を消す新月の闇夜は神様にとって大切な時間です。闇が深いほどに、天には星々が燦然と輝きを増してあらわれます。太陽が支配する光の世界を「目に見える世界」とするならば、星が支配する闇の世界は「目に見えない世界」です。

そんな「目には見えない世界」の時間をかりて、人々は神様に祈りを捧げるために夜を徹して神楽を舞います。宮崎県のある集落の神楽では、「宿神(しゅくじん)」という神様が出てきます。「宿」とは、星の宿る場所のことを指すので、さしずめ星の神様ということでしょうか。

しかし最近では、星占いは信じても流れ星の願いをかけることも少なくなったかもしれませんね。でも、覚えておきたいと思うのです、わたしたちはずっと星の神様や精霊と一緒に生きてきたことを。祈りを捧げ、そして、見守られてきたことを。

今回は、そんな星の神様にまつわるお話をしてみようと思います。
そして、お話と写真の世界を音魂で伝える小島ケイタニーラブさんのライブもお楽しみください。

【プロフィール】
・赤阪友昭(あかさかともあき)
1963年大阪生まれ。写真家。雑誌『Switch』や『Coyote』などに写真・文章を寄稿。北米海岸の先住民族と過ごした時間を一冊にまとめた写真集『The Myth -神話の風景から-』がある。現在は、山に残された原初の信仰、縄文文化や祭祀儀礼を取材。また、福島県立博物館のプロジェクトに関わり、南相馬を拠点に被災地の撮影を続けている。
http://www.akasakatomoaki.net

・小島ケイターニーラブ(こじまけいたにーらぶ)
1980年生まれ。ミュージシャン。2009年、バンド「ANIMA」としてデビュー。
文学性の高い歌詞を特徴とし、朗読や舞台とのコラボレーションも多数。
2011年より、朗読劇『銀河鉄道の夜』 (作家・古川日出男、詩人・管啓次郎、翻訳家・柴田元幸、小島ケイタニーラブ) としての活動を開始し、翌12年には朗読劇の主題歌「フォークダンス」を収録する弾き語り作品『小島敬太』(WEATHER/HEADZ)を発表。
2013年には、東京芸術劇場での〈リミニ・プロトコル〉日本公演のサウンドデザインをゴンドウトモヒコ(pupa)と共に担当するなど活動の幅を広げている。2014年からRainy Day Bookstore & Cafe にて初の定期イベント「ラブナイト」を開始する。
http://www.keitaney.com

「あ。わ。の月」プロジェクト
月をキーワードとして、森羅万象の世界へ足を踏み入れようというプロジェクトです。「あ」は「はじまり」、「わ」は「おわり」のこと。「月」を知ることは命の「はじまり」と「おわり」と「はじまり」を知ることです。


※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら

出演者赤阪友昭
小島ケイタニーラブ

出版社

開催日時

20:00~22:00 (19:30開場)

開催場所

本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F

入場料

1500yen + 1 drink order