皆さんは「広告」と聞いて、どんなことを思い浮かべますか?商品の特徴をわかりやすく伝えるもの?売ろう売ろうと必死な感じ?面白くて笑えるテレビCM? キャッチフレーズ? 1行の力で売れたり売れなかったりするもの?
どれもハズれてはいませんが、最近の広告は、ずいぶんと変わっています。10年前20年前の常識は通じなくなり、OLD STYLE化して効かなくなり、今の時代にふさわしいNEW STYLEメソッドも、ぞくぞくと登場しています。
一方で、広告の基本は、1行のキャッチフレーズでもあります。「売れる言葉」があることで、商品は突如として「バカ売れ」し始めたりもするのです。
広告界が長年にわたって磨きをかけ、時代に即して開発して来たさまざまな広告スキルは、少しでも広告に関わる人ならば、ぜひ知っておき、フォローしておくべき知識です。そしてそれにとどまらず、直接は広告に関係のない人にとっても、とても参考になるスキルだし、何よりもワクワクする楽しいものです。
そんな「これからの広告」について、そして「バカ売れする1行」について、どちらもコピーライター出身の作家である、佐藤達郎さんと川上徹也さんに語り合っていただきます。
お2人はなんと、同じ広告代理店に勤めていたこともある、という実は縁の深~い間柄。楽しくも役に立つトークが繰り広げられること、間違いなし!と思われます。
【出演者プロフィール】
佐藤 達郎(さとう・たつろう)
◎クリエイティブ・ディレクター。多摩美術大学教授(広告論、マーケティング論、メディア論)。
◎1959年生まれ。一橋大学社会学部卒業後、アサツー・ディケイに入社。コピーライターからクリエイティブ・ディレクターに。その後、クリエイティブ計画局長、クリエイティブ戦略本部長を歴任。本部長時代には、約200名のクリエイティブ部門の人事・組織・研修・ビジョン策定を担当した。2004年には青山学院大学にてMBAを取得。その後、09年に博報堂DYに移籍し、エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターを務める。
◎広告マンとして、カンヌ国際広告祭、アジア・パシフィック広告祭(アドフェスト)、ACC賞など受賞歴も多数。04年にはカンヌ国際広告祭(現カンヌライオンズ)フィルム(テレビCM)部門日本代表審査員も務め、以来10年以上にわたって世界と日本の広告コミュニケーションのトレンドをウォッチしてきた、業界を代表する論客の一人。
◎2011年より多摩美術大学教授に就任。教壇に立つ傍ら、現役のクリエイティブ・ディレクターとして執筆・講演・研修・企画・コンサルティング等でも活躍中。著書に『アイデアの選び方』(CCCメディアハウス)、『教えて!カンヌ国際広告祭』(アスキー・メディアワークス)、『自分を広告する技術』(講談社+α新書)など多数。
川上 徹也(かわかみ・てつや)
◎湘南ストーリーブランディング研究所代表。
◎大阪大学人間科学部卒業後、アサツー ディ・ケイに入社。営業局、クリエイティブ局を経て独立。コピーライター&CMプランナーとして50社近くの企業の広告制作に携わる。東京コピーライターズクラブ(TCC)新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ACC賞など受賞歴は15回以上。
◎「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法で、「小さな会社やお店」「地域」「大学」などが本来持っている価値を見える化し輝く方法を、個別のアドバイスや講演・執筆を通じて提供している。
◎著書に『物を売るバカ』『1行バカ売れ』(ともに角川新書)など多数。
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2015/11/23 Mon -
佐藤達郎×川上徹也
「「これからの広告」はどっちだ !? ~“メディア×Web×リアルをつなげるスキル”か “1行でバカ売れを生むコピー力”か ~ 」
『「これからの広告」の教科書』(かんき出版)刊行記念
- 04/03 Thu 木村祥一郎×藤原隆充
「遠まわりをした老舗家業の働き方」
『ちいさな会社のおおらかな経営』(主婦の友社)刊行記念 - 04/04 Fri 北村浩子×マライ・メントライン
「“日本語は難しい”と日本人は言うけれど? 」
『日本語教師、外国人に日本語を学ぶ』(小学館)刊行記念 - 04/05 Sat 清田隆之×大島育宙「正しさの一歩外で考える、「俺たち」と「恋愛」の現在地」『戻れないけど、生きるのだ 男らしさのゆくえ』(太田出版)刊行記念
- 04/06 Sun 栗田隆子×武田砂鉄「「働けない人」と「働けた人」で考える──わたしたちの社会と労働のいびつな関係」『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社)刊行記念
- 04/07 Mon 藤原ヒロシ×皆川壮一郎×嶋浩一郎
「無駄と余白と奥行きと」 - 04/09 Wed 藤澤ゆき×石田真澄×野村由芽
「手を動かしながら生きていく」
『わたしを編む つくる力を、手のうちに YUKI FUJISAWA制作日記』刊行記念 - 04/10 Thu 藤津亮太×前島賢
「頼まれなくたって、語ってやる!」
『富野由悠季論』(筑摩書房)刊行記念 - 04/11 Fri 宮崎晃吉×川口瞬×内沼晋太郎
「これからの小さな出版と、本の届け方」
『最小文化複合施設』(HAGISO)出版記念 - 04/12 Sat きださおり× 明円卓 × 藤井颯太郎
「What shall we do here? この場所で何するナイト」 - 04/13 Sun 安達茉莉子×長島有里枝
「リアルライフでフェミニズムを生きるわたしたち」
『あなたのフェミはどこから?』(平凡社)刊行記念 - 04/15 Tue 西寺郷太×高橋芳朗「J-POP丸語り」『J-POP丸かじり』(ソウ・スウィート・パブリッシング)刊行記念
- 04/17 Thu ゲッツ板谷×新保信長×原カントくん
「自分のことってどう書けばいいのか? 」
『ともだち』(徳間書店)刊行記念 - 04/18 Fri 土佐有明×石川浩司×蔦木俊二
「イカ天とバンドを続けることとあの頃の話」
『イカ天とバンドブーム論』(DU BOOKS)刊行記念 - 04/20 Sun フィクショネス 文学の教室
『金閣寺』『美しい星』を
3ヶ月かけてじっくりと読む - 04/20 Sun 金川晋吾×柴崎友香×小田原のどか
「80年目、爆心地・長崎の写真と言葉」
『祈り/長崎』(書肆九十九)刊行記念 - 04/21 Mon 甲谷 一×佐藤浩二
「プロデザイナーが考える
“ロゴデザイン”のちょっと深い裏話」
『カンタンでちょっぴり深いロゴづくり』
(エムディエヌコーポレーション)刊行記念 - 04/23 Wed 鈴木涼美×紗倉まな×原カントくん
「動物になりきれない、愛しい人間たちの“欲望”」
『ノー・アニマルズ』(ホーム社)刊行記念 - 04/25 Fri とれたてクラブ×ゆっきゅん×潟見陽「こういう物語をずっと待ってた」『なかよしビッチ生活』(エトセトラブックス)刊行記念
- 04/26 Sat 少年アヤ×なま×野口理恵
「なにでもないわたしでいられますように」
『わたくしがYES』『USO 6』『生きる力が湧いてくる』トリプル刊行記念 - 04/30 Wed 古舘佑太郎×又吉直樹
「旅と文」
『カトマンズに飛ばされて 旅嫌いな僕のアジア10カ国激闘日記』(幻冬舎)刊行記念 - 05/18 Sun ひうらさとる×小川奈緒
「50代からの軽やかな”旅”と”伝え方”」
『58歳、旅の湯かげん いいかげん』
『伝え上手になりたい』(扶桑社)W刊行記念