流れ続ける日常には、まだ「言葉」として、あるいは「音楽」として、掬(すく)いあげられていない数々の「表現のたね」に満ちあふれています。本書『表現のたね』、本CD『歌景、記譜、大和川レコード』は、自称「日常編集家」のアサダワタルさんが、それら些細な出来事を、まるで道ばたをゆっくりと歩くアリの行列を寝転びながら見守るがごとくに編み上げ、生み出された作品です。
「表現とはなにか?」「表現とはいったい誰が扱うものなのか?」、そんな問いを根幹に持ち続けながら、様々なフィールドで活動をしてきた著者の表現論としての風景/歌景について、B&Bの内沼晋太郎が聴き出します。
なお、サウンドスケイプが渾然一体となったコンセプトアルバム「歌景、記譜、大和川レコード」(路地と暮らし社)は、当日、B&Bでも販売を予定しております。
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