フィンランドと日本の前衛が、下北沢で出会う一夜限りの音楽イベント。
「USVA(ウスバ)」は、フィンランド・フリージャズシーンを牽引する管奏者ヨネ・タカマキさん、アヴァンギャルドギター界の新星ラウリ・フバリネンさん、日欧で研鑽を重ね、独自の音世界を追求するパーカッショニスト山㟁直人さんからなるトリオ。
USVAは、パリでの出会いをきっかけに2015年に結成、ヨーロッパで共演を重ねた彼らの現在進行形の音を閉じ込めた、待望のアルバムが発売されます。
今回、アルバム発売を記念して、彼らの音世界を体験できる一夜限りのセッションと、フィンランド音楽専門レーベル「o-moro」によるトークショーを開催。
フィンランド音楽の概要から最新事情、メンバーの音楽遍歴など、ほかでは聞けないトークショーと、楽譜なし、予定調和なしの一触即発のセッションの醍醐味を存分に感じていただける、充実の2部構成でお届けします。
どうぞお楽しみに!
■アルバム情報
タイトル:usva
グループ名:usva
アルバム詳細:5曲入り/2015年4月にフィンランドにてライヴ録音。100枚限定製作。
ジャケットはフィンランド人アーティストMoona Pennanenによるデザイン、一枚ずつ全て手作り。
【出演者プロフィール】
■USVA(ウスヴァ)メンバー
ヨネ・タカマキ(Jone Takamäki)
サックス/フルート/尺八/法竹/管楽器・俳優。幼少時より音楽に囲まれた環境で育ち、70年代後半より活動を開始。80年代にはフィンランドを代表する映画監督アキ・カウリスマキの『カラマリ・ユニオン』への参加や、レニングラードカウボーイズとしての活動(現在は脱退)など、早くからその才能を認められる。90年代以降は現代音楽、ジャズ、即興音楽などに傾倒し、様々な管楽器を習得。なかでも尺八、法竹(ほっちく)といった日本の管楽器への造詣は深く、尺八を古典の第一人者・奥田敦也氏に師事。自身の音楽性を多様に変化させ続けている。元「ハノイロックス」「ニューヨークドールズ」のギタリスト、サミ・ヤッファは実弟。
ラウリ・フバリネン(Lauri Hyvärinen)
ギター。1986年、フィンランド・ヘルシンキ出身。アコースティックギター、エレキギターを駆使し、即興音楽、ノイズ、実験音楽の分野で活躍。アコースティックでありながら、機械的でノイジーな独自の世界観でファンを獲得。ヨーロッパをはじめ、日本でも2014年に来日公演を敢行。ライブハウスを中心に即興音楽分野の若手ミュージシャンと実験的な活動を展開している。フィンランドの前衛音楽を担う逸材として、国内外で注目を集めている。
山㟁直人(やまぎし・なおと)
ドラム/パーカッション。埼玉県生まれ。13歳からドラムを始め、阿部拓也氏に師事。 国内外、ジャンルを問わず多方面のアーティストとの共演多数。ミュージシャンのみならず、ダンサー、詩人、写真家、書道家、華道家、画家、メディアアーティストなど、共演ジャンルは多岐に渡る。ソロ活動のほか、グループ、サポートドラマーとして、主にヨーロッパと日本で活動。これまで参加したグループやプロジェクトに「瞬刻」(書道家・白石雪妃とのデュオ)、「En Route」(画家上田暁子とのプロジェクト)、「Bongochi ボンゴチ」(ラウリ・フバリネンとのデュオ)などがある。
※イベントチケットの予約・購入に関するご案内はこちら。
2016/04/06 Wed -
USVA×o-moro
「フィンランドの最新音楽事情と即興演奏の夕べ」
アルバム『USVA』発売記念
- 07/01 Tue 吉見俊哉×若林幹夫
「建築と出来事」
『このとき、夜のはずれで、サイレンが鳴った』(岩波書店)
『ダイアローグ〈危機〉の時代の長谷川逸子・原広司・伊東豊雄』(millegraph)W刊行記念 - 07/02 Wed 豊﨑由美×木下眞穂
第93回「読んでいいとも! ガイブンの輪」 - 07/04 Fri 富川岳×ドミニク・チェン×桜井祐
「懐かしい異界へ。人ならざるものと共に生きる」
『シシになる。──遠野異界探訪記』(亜紀書房)刊行記念 - 07/05 Sat 岡本敬子×岡本仁
「ふたりへの質問エクストラ 」
『私のふたり暮らし』(光文社) - 07/05 Sat 武田砂鉄×石村博子×舛友雄大
「ノンフィクションの現在地」
Presented by 講談社本田靖春ノンフィクション賞 - 07/06 Sun あきやあさみ×竹村優子
「服と仕事と私~制服化スタイリストと編集者の場合」 - 07/10 Thu 星田英利×フルーツポンチ村上健志×日下怜奈×トット桑原雅人×あわよくばファビアン×ピストジャム
「第一芸人文芸部 俺の推し本。」(BSよしもと)
第13回公開収録 - 07/11 Fri 星野文月×竹中万季×野村由芽
「それぞれの日記のなかにある、人との距離や関係性」
『不確かな日々』(ひとりごと出版)
刊行記念 - 07/12 Sat 西尾康之×斎藤環
「『不死』の時代とは?:アーティストと精神科医が語り尽くす」
『不死』(くま書店)刊行記念 - 07/13 Sun 柴田元幸×惠愛由
「あなたをみている」
『体の贈り物』(twilillight) 復刊記念 - 07/13 Sun 服部円×長崎訓子
「身近なネコをよく知り、
イラストにするワークショップ」
『ネコは(ほぼ)液体である』
(KADOKAWA)刊行記念 - 07/14 Mon 【全6回】連続講座 鈴木涼美「夜の読書室」Vol.3
- 07/15 Tue 松尾潔×丸屋九兵衛
「90年代R&Bとは何だったのか? 」
『松尾潔のメロウなライナーノーツ』(リットーミュージック)刊行記念 - 07/16 Wed 三宅陽一郎×清木 昌
「ゲームデザイン、人工知能、数学――レトロゲームから未来まで」
『数学がゲームを動かす!』
(日本評論社)刊行記念 - 07/18 Fri 阿部恭子×インベカヲリ★
「家族という密室で何が起きているのか」
『近親性交―語られざる家族の闇』(小学館)刊行&重版記念 - 07/22 Tue 周司あきら×杉田俊介
「語られにくいミサンドリー(男性嫌悪)から『男』の話をしよう」
『ラディカル・マスキュリズム』(大月書店)
『男性学入門』(光文社)W刊行記念 - 07/23 Wed 椎名基樹×せきしろ
「バカサイトークライブ」 - 07/24 Thu 米澤渉×ひろのぶと株式会社
「踊る阿呆たちの本づくり」
『踊る阿呆の世界戦略』(ひろのぶと株式会社)
刊行記念 - 07/26 Sat 水上文×清水晶子
「ここにも、そこにも、どこにでも:日本語圏と英語圏のクィアポリティクスを辿って」
『クィアのカナダ旅行記』(柏書房)刊行記念 - 07/27 Sun 太田充胤×山本ジャスティン伊等×山本浩貴
「こんなにも踊りたい、私たちの魂について」
『踊るのは新しい体』(フィルムアート社)刊行記念 - 07/28 Mon 金原ひとみ×朝吹真理子×山中瑶子
「韓国と出会って考えたこと」
新文芸誌『GOAT meets』(小学館)刊行記念 - 07/29 Tue 枝優花×平井珠生
「ラジオでしゃべるって、こんなにむずかしくて、たのしい。」 - 07/30 Wed 梶原阿貴×高橋伴明
「家族とジェンダーと革命」
『爆弾犯の娘』(ブックマン社)
刊行記念 - 08/04 Mon 古賀及子×菊地朱雅子×北野太一×油利可奈
「生活を(書き)続けるために」
『巣鴨のお寿司屋で、帰れと言われたことがある』(幻冬舎)
『おかわりは急に嫌 私と『富士日記』』(素粒社)
『よくわからないまま輝き続ける世界と 気がつくための日記集』(大和書房)刊行記念 - 08/13 Wed 小島雄一郎×吉田将英
「拗らせたおじさん二人が考える『選べない』時代の生き方」
『「選べない」はなぜ起こる?』(サンマーク出版)刊行記念 - 08/31 Sun 小川公代×中村隆之
「この世界を生きるための物語と音楽」
『ケアの物語 フランケンシュタインからはじめる』
『ブラック・カルチャー』(岩波書店)刊行記念